石川 圭一(いしかわ けいいち)  教授<M・D>

[ 編集者:大学院 言語コミュニケーション文化研究科       2019年3月14日   更新  ]

博士(応用言語学)

研究内容

ことばの仕組みとその認知メカニズムを研究し、その成果を言語教育に生かすよう努 めています。特に、第二言語の獲得・学習メカニズムに関心を持っています。 近年の研究テーマは、(1)「英語文法・語彙の学習と発達」(2)「英語音節の構造と認 識・生成の仕組み」(3)「英語強勢の認識と生成の仕組み」等です。
(1)については、言語学習者はどのように文法と語彙を発達させていくのか、特に、新しい規則や表現を学ぶ際、潜在的な学習と明示的な学習ではどのように異なるのかについて調べています。また、母語話者と第二言語学習者の文法・語彙知識は、どのように、なぜ異なるかについても関心があります。
(2)に関しては、ことばの基本的単位である音節の構造と性質について、普遍性と言 語個別性、および日本人英語学習者の特徴について明らかにしています。その成果を 踏まえ、学生に英語単語の音節数や音節への分け方を学ばせ、英語音声の学習に役立 てています。
(3)については、英語母語話者と日本人英語学習者の強勢の認識の相違点の一部を明 らかにしています。学生には、英語の強勢の性質(強勢は強さ、長さ、高さ、母音の 質等が関連すること)を、英語のリズムの仕組み(stress-timed rhythmであるこ と)と共に伝え、英語の発音、ひいてはスピーキング能力の向上に役立てています。