2017.12.01
「学校長からみなさまへ」を更新し、「♪第3回音楽祭 世界で一つだけの心のハーモニー♪」を掲載しました。

♪第3回音楽祭 世界で一つだけの心のハーモニー♪

“Mastery for Service”

“幼子はたくましく育ち、

知恵に満ち、

神の恵みに包まれていた”

-アドベントを迎えて-
関西学院大学時計台前のクリスマスツリーが12月4日から点灯されます。



♪第3回音楽祭 世界で一つだけの心のハーモニー♪
 中央講堂での音楽祭、子どもたちは緊張の中にも最高の心のハーモニーを仲間と奏でることができたという満足感を味わうことができ、また大きく成長してくれたように思います。
子どもたちの真剣な顔つき、素晴らしい歌声や演奏、会場の大きな拍手などが今も鮮明によみがえってきます。子どもたちは、音楽祭を通して多くのことを学び、身に付けることができたと思います。練習を通して、一人一人が自分の役割をしっかりと果たし、みんなの心が一つになった時、想像もつかない大きな力となること、すばらしいものを創り上げるには、何回も何回も練習を重ねることが大事だということなどを学び、感じ取ったことと思います。
 大きな拍手をもらって舞台から降りる子どもたちの笑顔は、一つのことをやりとげた達成感と満足感に満ちていました。先生に褒められ、友だちと喜び合い、ご家族から褒められて、『頑張ってよかった!』と、やりぬく喜びを実感し、それが自信となって次の意欲につながっていることを確信しています。
 音楽祭を迎えるまでの、ご家庭でのお励ましやご協力に心から感謝申し上げます。
 
● もういくつ寝るとお正月 お正月には凧あげて ●
 夕暮れ時、星が輝き出す時間帯には、冬の星座の代名詞、オリオン座が東の空に燦然と輝き始めています。今年も残すところわずかとなり、そろそろお正月を迎える準備の頃となりました。
「一年の計は元旦にあり」などというように、一年の節目として、私たちは古くからお正月を、ことのほか大切にしてきたように思います。
 思い浮かぶまま正月に関係する言葉をあげてみると、初日の出、門松、年男、鏡餅、お屠蘇、おせち料理、お雑煮、お年玉、書き初め、初夢など、いくつも思い浮かびます。
 子どもたちにとって心待ちにしている冬休みは、正月行事を中心に日本の伝統的な年中行事に触れることのできる絶好の機会になります。そして、お正月の行事へのかかわりを通して、子どもたちは生活に息づく伝統文化を再認識したり、日本や地域の伝統文化の魅力を再発見したりできるに違いありません。さらに言えば、伝統文化に触れることは、子どもたちのものの見方や考え方を磨き、視野を広げることにもなります。このことは、子どもに自分の国の伝統文化を大切にする態度を養うとともに、外国の伝統文化を理解し、尊重する態度を育てることにもつながります。
 子どもたちには日本の美しい文化を引き継いでいって欲しいと思います。また、親戚を訪問したり迎えたりする時は、実践を通しての挨拶やマナーなどを身につける良い機会でもあります。
 年末・年始には、家族の一員として掃除や手伝いなどの役割を担い、家族のために働く喜び、認められる喜びを味わえるような過ごし方ができますようにお願いいたします。また、子どもたちがこの1年の自分を振り返る機会となるよう、ご家庭でいっぱいお話をしてください。
 結びに、保護者の皆さま、KGファミリーの皆さまが、ご家族お揃いで佳き年を迎えられますことを心よりお祈りします。