「学校長からみなさまへ」を行更新し、「竹の空洞のような夏休みをバネにして」を掲載しました。

[ 2019年9月2日   更新  ]

2019年9月「竹の空洞のような夏休みをバネにして」

5年「平和を学ぶ旅」

                          “Mastery for Service”
                            “幼子はたくましく育ち、
                              知恵に満ち、
                              神の恵みに包まれていた“
 
                           5年「平和を学ぶ旅」

    〝竹の空洞のような夏休みをバネにして〟
 私たちの身の回りには、たくさんの植物があります。「竹」もその一つです。竹は、資材用、食用、観賞用、また、エジソンが初めて灯した電灯のフィラメントとして使われたなど、用途は広く、私たちには大変なじみの深い植物です。それだけではありません。外部からの強い刺激を受けても、そう簡単に折れたり、倒れたりしない強い植物としても知られています。
 では、なぜそのように強いのかと言うと、それは、どうやら竹の特徴である空洞にあるようです。竹の空洞は、節と節との間にあり、中はすっぽりと空いています。そのことが、竹にしなやかさを与え、外部の刺激を柔軟に受けとめることができる役割をしています。
 そして、その働きにより、竹はさらに大きく生長していくことが可能になります。竹の生長はしなやかさからもたらされ、しなやかさは空洞からもたらされるとすると、空洞は、竹の生長にとって、きわめて大きな役割を担っていると言えます。
 さて、子どもたちは、長い夏休みを過ごしました。よく考えると、夏休みというのは、竹でいうところの空洞のようなものだとも考えられます。それは、夏休みは、1学期という節と2学期という節の間にあるからです。しかも、それは、日頃行われている学校での教育活動が休止した状態となり、学校から見れば空白の期間となるからです。なおかつ、この空白の期間は、竹の空洞が、その後の生長に影響を及ぼす働きを担うのと同じように、2学期からの子どもたちの学校生活に弾みを持たせる働きをすると考えられるからです。
 今日から2学期が始まり、子どもたちの元気な笑顔と笑い声が初等部に帰って来ました。子どもたちにとって、夏休みの空洞はどのようなものだったでしょうか。風通しのよい空洞には、さわやかな空気が淀みなく流れ、これが、2学期の学校生活に注ぎ込まれて、快いスタートを生み出してくれるものと思っています。
 夏休みの生活を静かに振り返り、行事の多い2学期、学校生活や家庭での普段の生活に夏休みの取り組みを大いに生かし、子どもたちが自分の成長につなげていって欲しいと願っています。

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毎年CCT初日に私たちを大歓迎してくださっていた関西学院バンクーバー同窓会前支部長のゴードン門田さん(享年86)が、7月31日にお亡くなりになりました。日系人の地位向上に多大な貢献をされた偉大な先輩であり、初等部の子どもたちを心から愛し、毎年の出会いを楽しみにしてくださっていました。心からご冥福をお祈りします。
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〈体育祭に向けての練習が本格化します〉
まだまだ暑い日が続きそうです。熱中症対策として、初等部の体育館にエアコンの設置が完了しています。また、夏休み中に、グランドの人工芝も、熱中症対策として表面温度と水分の蒸発量を維持することでのできる性能を持つ新しいものに張替えを行いました。体育祭では子どもたちが全力を発揮できるよう、健康状態には十分留意しながら練習を進めていきます。