ノミの法則
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[  2022年10月3日   更新  ]


      “Mastery for Service”
        “幼子はたくましく育ち、
         知恵に満ち、
         神の恵みに包まれていた”

         

 みなさん、「ノミの法則」をご存じでしょうか?成功哲学やビジネスでは有名な話だそうです。この法則は、小さな殻に閉じこもったり、少しの失敗で挑戦することを諦めたりしていると、2度と高いところまで飛べないという法則のことです。

 ノミは1mくらい飛ぶ力があるらしいですが、高さ30cmのビンにノミを入れて透明な蓋をかぶせます。最初、ノミは、ビンから逃げだそうとして、何度も何度も飛び上がり、蓋にぶつかります。そして1週間ほどたつと透明の蓋ギリギリのところまでしか飛ばなくなります。そのノミをビンから出してやると、そのノミは30cmの高さまでしか飛ぶことができなくなり、2度と1mの高さまで飛ぶことはできなくなります。

 では、もう一度、このノミを1mの高さまで飛ばせるためには、どうすればよいでしょうか?それは1m飛んでいるノミの仲間の近くに連れて行ってやることだそうです。1m飛んでいる仲間を見せてやることによって、1m飛んでいた自分を思い出し、やがて飛べるようになるそうです。

 要するに「自分にはできない・・・」と思い込み、「自分で限界を決めてしまっている」ということです。自分にリミッターをかけてしまって、諦めているわけです。
 おとなは、無意識のうちに子どもたちを自分の枠に入れてしまうことがありませんか?私は過去を振り返ってみると覚えがあります。クラス経営はこうあるべきだ、部活はこうあるべきだという強い思い込みに縛られた時期がありました。特に部活ではその傾向が強かったと思います。その当時の生徒たちは、きっと私のことが理解できず、信頼などされていなかったでしょう。若気の至りとはいえ、今、思い出しても恥ずかしいことをしたと反省しています。

 子どもの頃に、そのパラダイムに閉じ込めてしまうと、子どもは大きくなってからもそのパラダイムに支配されて挑戦できないおとなになってしまいます。子どもが育った家庭環境、教師をはじめとする子どもたちを取り巻くおとなたちの教育がパラダイムを作るのです。子どもたちが将来、いろいろなことに挑戦してその能力を開花させ、発揮し、活躍できるような教育を私たちは心がける必要があります。