なぜ「つゆ」は「梅雨」と書くのでしょう? 

[  2021年6月4日   更新  ]

 

      “Mastery for Service”
        “幼子はたくましく育ち、
         知恵に満ち、
         神の恵みに包まれていた"

         

6月に入り、雨の降る日が多くなりました。今年は、平年より3週間も早く梅雨入り宣言が出されました。
長い梅雨になりそうです。
では、なぜ「つゆ」は漢字で「梅雨」と書くのでしょうか?いろいろと説はありますが、代表的なものを3つあげます。

 1 梅雨の時期は、じめじめしてカビが生えやすい時期です。「カビ」を漢字で書くと
   「黴」と書きます。ここから「黴雨(ばいう)」転じて「梅雨」となったという説。
 2 梅の実がなる時期なので「梅雨」となったという説。
 3 この時期、毎日のように雨がふるので、「毎」の字から「梅雨」となったという説。

 以上、主な3つの説です。あなたはどの説が、ほんとうだと思いますか?
いずれにしても、この時期は、湿気が多く食べ物がいたみやすくなります。コロナはもちろん、
食あたりや食中毒にもくれぐれも注意しましょう。
 話は少しかわりますが、梅雨に入る頃を「入梅」とか「梅雨入り」と言います。米作りをしている人にとって、
今年の入梅はいつになるかはとても大切なことです。入梅がいつかによって田植えの時期が決まるからです。
みなさん知ってのとおり、田植えには大量の水が必要です。ですから雨が降る、降らないは、
米作り農家にとっては、たいへん重要なのです。雨の日が多くなると、じめじめしてカビが生えやすくなるし、
洗濯物はなかなか乾かないし、気分も滅入るなど、あまりよくないイメージがありますが、
梅雨に雨がふらないとたいへんなことになってしまうのです。
 もう一つ、梅雨がらみのお話。「梅雨いわし」ということばを聞いたことがありますか?
梅雨時のいわしは産卵前で非常に脂がのって1年でいちばんおいしいと言われています。
一度、魚屋さんをのぞいてみてください。丸々とした「梅雨いわし」が店頭にならんでいますよ。