2020年4月 「1年の幕開け」

      “Mastery for Service”
        “幼子はたくましく育ち、
         知恵に満ち、
         神の恵みに包まれていた"

           4月 初等部の桜

「1年の幕開け」

新型コロナウイルス感染症の広がりで思いもよらない年度末、年度初めとなりました。
子どもたちには本当に不自由な思いをさせていることと思います。
普段なら当たり前にできることができない悲しさ。
そして、当たり前のことがどれだけありがたいことなのかを改めて痛感しました。

世界中でたくさんの人がこの感染症の広がりのために大きな不安と悲しみの中にあります。
このことはすでに他人ごとではありません。何よりも自分自身が感染予防に努めるとともに、
今、私たちに何ができるのかを祈りつつ真剣に考えたいと思っています。
まだ今後のことが見通せません。当分の間は対応が続きますが、
子どもたちの安全、健康を第一に考えて取り組んでいきます。
今後も引き続きご理解とご協力をよろしくお願いします。

 

〈2020年度 初等部 新しい1年が始まります〉

2020年4月。
新型コロナウイルスの感染の広がりが予断を許さない状況の中ではありますが、初等部の新しいドラマがスタートします。
ドラマの制作にはたくさんのスタッフが関わります。もちろん、主役は547人の子どもたちです。
主役の周りにはベテラン・中堅、若手の俳優、表には出てこない照明、技術、音楽、衣装さん等々。
そして、それらの力を引き出し、みんなが力を発揮しやすい環境づくりが必要です。
誰一人抜けても、感動的なドラマは生まれません。
子どもたちが初等部でスポットライトを浴びる主役になるには、
子どもたちを支えるたくさんの人々がその時々、
必要に応じてしっかりと役割を果たしていかなければなりません。
ご家庭においては家族、学校では教職員と友だち、家の近所の方々、
関西学院後援会、同窓会をはじめとするKGファミリーといった方々でしょうか。
とりわけ、子どもは、学校で生活する時間が長いのですから、
初等部の教職員と友だちと一緒に紡ぎ、織りなす生活、学習が極めて重要ということになります。
と同時に、スポットライトを浴びた主役は、
自分一人でその場に立っているのではないことを自覚しなければなりません。

演劇を専門にしている人に聞いた話です。
「劇のセリフは誰が言うか?それは、周りの人が言わせるのです。」
・・・私はすぐに意味が理解できませんでした。
劇の中では、非常に大切なセリフがいくつか存在します。
セリフ一つでその劇の成否が決定するようなことすらあります。
そんなセリフを、周囲の者や、周りが作る雰囲気が主役に言わせるのだということです。
驚きました。「周囲の役者や裏方さんが雰囲気を作ってこそ、主役がその気になりきって、
セリフを発することができるのだ」と言われてなるほどと納得しました。
裏方さんが主役を支える力の大きさを感じました。
こう考えた時に、様々な裏方の役割を担う教職員の責任の重さを痛感しています。
新年度を迎え、気持ちも新たに私たち教職員、一丸となって
Mastery for Serviceの体現を目指して進んでいきたいと思います。
この1年も子どもたちの自分をしっかり出した堂々とした演技に期待したいと思います。
ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。