2020年1月 「あけましておめでとうございます」

[  2020年01月08日    更新  ]

2020年1月「あけましておめでとうございます」

12月2日 上ケ原クリスマスツリー点灯式

       “Mastery for Service”
     “幼子はたくましく育ち、
        知恵に満ち、
        神の恵みに包まれていた"
                     12月2日 上ケ原クリスマスツリー点灯式

あけましておめでとうございます〉

 新しい年の始まりです。旧暦では1月から春が始まります。
 ところで、1月は「睦月」といいます。読んで字の如く、睦み親しむ月という意味だそうです。新しい年の始まりを、文字通り、家族仲良く、友人と仲良く、皆と仲良く、社会全体が仲良く笑顔で過ごすことができれば、この1年がすばらしいものになるに違いありません。

 「おめでとう」の「めでたし」の語源は、「愛(め)づ」の連用形「愛(め)で」に「甚(いた)し」がついた「愛(め)で甚(いた)し」だということです。「愛づ」とは、心がひきつけられるという意味の言葉で、美しいもの、すばらしいもの、かわいいものに深い愛情を寄せる気持ちを表すのだそうです。そして、「甚(はなはだ)し」はその状態がはなはだしいことを意味しているのです。  <『美人の日本語』 山下景子著 幻冬舎>

 現在、私たちが日常的に使用している「おめでとう」という言葉は、祝福の言葉として定着していますが、元をたどれば、そのような「愛する・愛したい」気持ちの充ち満ちた意味を含んでいるという言葉だったのです。改めて日本語の美しさを感じます。
 喜ばしい、美しい、見事だ、おいしいなど、広い意味で「めでたい」という言葉は使われてきました。「おめでとう」・・・言う方も、言われる方もうれしくなれる、素敵な言葉だと思います。

さて、阪神間で雪が降ることはほとんどありませんが、今年も日本海側の地域などでは豪雪の声も聞かれます。世界的に見ても北緯40°よりも南の平地でこれだけ雪が降る例は他にはないそうです。冬型の気圧配置のときに、シベリア大陸から噴き出す北西の季節風は、とても冷たくて乾燥しています。この季節風が日本海の上を通り抜けるときにあることが起こります。日本海には対馬暖流が流れ込んでいます。この暖かい潮の流れから、立ち上る水蒸気が、冷たい季節風によって冷やされて、大きな雲ができます。この雲が日本アルプスのような高い山々にぶつかると、そこで大量の雪を降らせます。つまり、冬型の気圧配置で降る雪は、日本海の水が雪に変身したものといえます。
もし、日本海がなければ、日本海側の地方は大陸東岸と同じように、晴れの日が続くかわりに気温は今よりも8度前後も低くなるそうです。これほど低温になると、多くの動植物が冬を越えられなくなるとも言われます。また、積雪がなければ春以降に雪解け水がないので水不足も心配になり、米作りを始めとする農業や私たちの暮らしにも大きな影響が出ることになります。私たちは、豪雪の被害に苦しむ地域の人々の暮らしを常に深く考えていなければなりません。併せて、私たちが生かされている様々な自然現象を「愛でる」気持ちも大切だなと思っています。

新しい年も、子どもたちが愛されていることを実感し、自分自身の大切さをしっかりと自覚できるよう、初等部の全教職員が一つになって子どもたちとかかわり合いたいと考えています。
今年もどうぞよろしくお願いします。