読書の秋~不思議を信じる力

[  2016年11月1日   更新  ]

読書の秋~不思議を信じる力

 


                       
 “Mastery for Service”

  “幼子はたくましく育ち、
    知恵に満ち、
    神の恵みに包まれていた”












〈読書の秋~不思議を信じる力〉

 過ごしやすいさわやかな季節となりました。 ある人が「1日に4回ご飯を食べなさい。」と言っています。これは、朝昼晩の3回の食事に加えて、もう一回「本を読む」という食事をすることが大切だという意味です。 
 本を読むことで、子どもでも大人でも多くの知識を得ることができます。本は時間を超えて遠い昔や未来へとわたしたちを連れて行ってくれます。ジャングル、海や山、宇宙など、どんなところへも飛んで行くことができます。また、過去に生きた人々の考えや生き方を学ぶこともできます。

 4回目のご飯という意味は、本の中には目には見えないたくさんの栄養があって、読めば読むほどわたしたちの心の中に養分を与えてくれるということです。
 ところで、どんなに栄養がある食べ物でも、歯でよくかんで食べなければ消化不良を起こしてしまうように、本をどのように読むか、その読み方が大切です。
 たくさんの本を読むことはそれだけで素晴らしいことですが、その時に主人公に話しかけたり、自分の心の中に本の世界を広げて自分自身が本の中に入り込んでみたりするなど、本と友だちになって読むように努めてみてはどうでしょう。そうすることで、自分の心の中に、美しいものや正しいことなどにあこがれる気持ちを栄養分として取り入れることができると思います。
 
このように、本はわたしたちの夢や想像の世界をどこまでも広げてくれ、心を豊かにしてくれます。しかし、人間が本気で「不思議を信じる力」を持っているのは一生のうちで幼少期、小学生くらいまでのほんのわずかな時間しかありません。本の中の実際にはあり得ない世界や人との出会いの中にどっぷりと浸ったり、本気で夢や憧れを持ったりできる力は大人に近づくと段々薄れていってしまいます。だからこそ、小学生の今、読書をすることが大切だと思います。

さあ、読書の秋です。たくさんの本を読んでその栄養分を心に取り入れて欲しいと思っています。