「心と体と頭に汗を」

[  2015年9月1日   更新  ]

心と体と頭に汗を

「中庭で」


静まりかえった校舎に活気がもどりました。新しい学期の始まりです。

一学期は、思わぬ形でのしめくくりとなりました。終業礼拝日と前日は、台風11号の影響で2日続きの「臨時休校」になり、通知書は個人懇談会や家庭訪問でお渡しし、夏休みに入りました。子どもたちには、夏の過ごし方を話せず案じましたが、各ご家庭での安全に対する配慮で、今夏も大きなケガや事故もなく9月を迎えることができました。あらためて、お礼申し上げます。

初等部も、8月下旬より芝生の手入れや下草刈り、教室、廊下のワックスがけなど 環境を整えると共に、教員が研修で得た力を教材として準備し新学期に備えました。 

今年は適度な雨が中庭のハナミズキに元気を与え、無事夏を乗り切りました。
二学期、実りと収穫を求め、心と体と頭にしっかりと汗をかいていきましょう。



======== 仲間を想う ========

「ラットが水に溺れる仲間の危機を感じ助け出す」

関西学院大学の佐藤暢哉教授(神経科学)チームがその実験結果をドイツの科学誌に発表しました。

装置は、開閉可能なドア付きの透明部屋を2つ用意。ぺア飼育の片方のラットを水の張った部屋に入れ、もう片方を水のない部屋に入れます。すると、90%以上の割合で片方がドアを開け、水のない方に導き救助。ドアを開けるまで31秒~300秒。水につかった経験のあるラットほどドアを素早く開けたそうです。

さらに、仲間を助けるドアと餌のある部屋に通じるドアの2つがあるケースでも、餌を食べるより仲間の救助を優先する傾向が強かったとのことです。

今まさに井戸に落ちようとしている幼児を見つけたら、誰しも思わずハッとして、何のためらいもなく幼児を助けに行くでしょう。その一念をもってする無償の行為を思い出しました。

人に対して、神が注ぐところの自己犠牲の愛を「アガペー」といいます。協力と支えの多い学期です。共に励みましょう。