「日常」

[  2014年2月1日   更新  ]

「日常」

ミッションコンプリート!


はや二月、如月(きさらぎ)を迎えました。

『阪神・淡路大震災』より19年が巡り来た先月の17日。
当日は、震災当時の神戸の気温3.4℃と同様の冷たい朝となりました。記憶が鮮明によみがえります。本校でも避難訓練を行いましたが、体験を実感として伝える難しさが残ります。

「天災は忘れたころに来る」と言ったのは寺田寅彦。明治11年生まれの地球物理学者であり随筆家であった彼の名言は、「あたりまえにあるかのように思いがちな」私達の日常に強い示唆を与えてくれます。

阪神・淡路大震災の約16倍、10万5千人余りの犠牲者が出たといわれる大正12(1923)年の関東大震災を、経験する前から人々に警鐘を鳴らし、備えの重要性を説いていたそうです。

2月に入ると『阪神・淡路大震災』の記事はめっきり少なくなり、意識が日常から消えてしまいます。反面、人は忘れることで生きていけます。

「慣れない」「鈍感にならない」「怠慢にならない」を心して過ごす。

歴史に学んだ感覚を、想像として日常に活(い)かすのはこれからです。

3月11日、『東日本大震災』から3年を迎えようとしています。


========『 特命ミッション2 』========

2年生から声がかかりました。昨年の12月のことです。

「1年生が外掃除の『特命ミッション』をしていますが、わたしたちがお手伝いすることはありませんか」

わざわざ校長室を訪ねての声掛けです。その時は、1年生にたっぷりと時間をかけてと思っていましたので、返事は半端になりました。

「また、ありましたら言ってください」と3人は部屋を後にします。

このことが心に残ったまま、年末を終え新年を迎えました。

どの子どもたちも「役に立ちたい」と思う気持は同じです。

三学期、思い直しました。2年生には普段見えそうで見えにくい所をと考えた結果、『2年生の特命ミッション』が決まりました。

正門前の溝のスチールを上げ、重なり合った落ち葉を取り除きます。

手が汚れた分、水の通りは良くなりました。