「夏の余韻」

[  2013年9月2日   更新  ]

「夏の余韻」

「5年生自然体験キャンプ 琵琶湖(近江八幡)」

夏休みが明けました。四十数日ぶりの子どもたちの笑顔と活気です。

猛暑と集中豪雨の今夏。「今までに経験したことのない」という言い回しを、幾度となく耳にされたことでしょう。各ご家庭での日々はいかがでしたでしょうか。

今年も、初等部にさまざまな暑中見舞いの便りが届きました。

縁側でのスイカ、薪 (まき)を焚いて入った五右衛門(ごえもん)風呂、カブト虫の産卵、
慶應幼稚舎とのフラッグフットボール交流戦、
自分で釣り上げたイカを味わったことなどが絵や写真と共に綴られ、夏の等身大体験が伝わってきました。

その中でも
「はやく学校に行きたいです」「クラスのみんなと話したい」
「二学期 がはじまるのを楽しみにまっています」のひと言に、一学期の充実を感じました。

二学期は、夏休みの余韻の残るスタートとなります。今週は、まるまるの一週間。

リズムづくりの大敵は前日の「夜ふかし」です。起床、洗顔、朝食、歯磨き。

朝のこの時間に余裕がもてるよう整え、長い学期を実り多いものにしたいものです。


========『 初秋の卒業 』========

今夏の初等部は、「炎暑」に悩まされました。7月21日の夏休みから、雨の降らない日が何日続いたことでしょう。草木にとって夏の厳しい毎日は想像に難くありません。

わたしたち動物は、そこが不都合であれば場所を移ります。喉が乾けば水を求め、陽差しが強ければ木蔭をさがし移動もしますし、移動ができます。

初等部の植木や草花にとっても過酷な日々でした。救世主は「浜田勝広」さん。

浜田勝広さんは、子どもたちの姿が見えなくなった夏休みの毎日、そんな植木や草花に語りかけるように水やりをしてくださいました。

初等部の創立と共に校内外の清掃を担当していただいて6年。

朝、正門に通じるスロープで交わす子どもたちとの挨拶と会話が何よりの力になると話されます。

そんな浜田勝広さんが定年を迎え、この九月いっぱいをもって初等部を卒業されます。

初等部で最後となる夏の日常は、浜田さんにどう映ったことでしょう。

残りの数十日。出逢いと別れを思いつつの日々になります。