「開き」

[  2012年7月2日   更新  ]

梅雨入り。

六月二十一日の夏至を過ぎ、七月一日は「海開き・山開き」でした。

更衣した子どもたちの服装は涼しげで、解放感あふれる空気に満ちてきました。

4月から始まった初等部も、内に外にさまざまに「開き」はじめています。

6年生と共にしたカナダ・ユミュニケーション・ツアーでは夜の9時台でも外は明るく、時間がゆっくりと流れていたように感じます。あの時に出会った人々は、今どんな時間を過ごされているのでしょう。

京の都では、八坂神社の神事「祇園祭」が始まりました。

七月七日の七夕(たなばた)は「小暑」。

夏が駆け足でやってきます。








===========『 練達(れんたつ) 』===========

6月の第三週は、初等部が始まって以来の出来事でした。

週明けの火曜日は、この時期では珍しい台風での臨時休校。
そして、3日後の金曜日は、梅雨前線の影響下による臨時休校。

各ご家庭では、学校同様にテレビのテロップやデータ放送とにらめっこで、
やきもきとされたことでしょう。結果的に休みになったとはいえ、
遠くは6時前に家を出る子どももおり、地域によっては負荷のかかった2日間になりました。

学校は西宮北口駅や宝塚駅など主要な場所に人を配し、いち早く臨時休校の情報を伝えようとしました。

話をきいても、事態がうまく飲み込めずぼんやりとする子。
「ヤッター」と、はしゃぎ、きびすを返す子。
「学校に行きたい、学校に行って友達と会いたい」と思う子。

子どもたちの反応も心さまざまでした。

そんな中で7時10分前、西宮北口駅で帰した最高学年の6年生が、しばらくしても家に帰り着いていないとの連絡がありました。

確かに学年と名前を確認し、帰る旨を伝えたはずなのに・・・。

そうしてしばらくの後(のち)、一本の情報がもたらされました。

その6年生男子は、つい先ほどまで二人の低学年の子に付き添い、わざわざ遠回りをしてその子たちの家まで送り届けていたとのこと。

その場、その場の判断と実行が、初等部の最高学年を鍛えます。