---------------------------------------------------------------

濱本 杏奈さん(経済学部2年生)

---------------------------------------------------------------

活動参加回数:2回
参加した回:第14回(2019年8月)、第16回(2020年2月※現地活動は中止)

熊本地震現地ボランティアに参加した理由・きっかけは?
お姉ちゃんが第11回(2018年11月)の活動に参加していました。当時私は高校生だったのですが、姉から活動の様子や内容を聞いて「自分もやってみたい」と思っていたので参加を決めました。 また、私は学生CO(*1)に所属しているのですが、これまではボランティア経験があまりなかったので、この活動に参加することで「ボランティアってこういうものだと私は思うよ」と自分なりに語れるようになりたいと思ったことも理由の1つでした。

どんな活動をしましたか?
第14回では語り部の永田さんからお話を聞いたり、住民の方のお宅へ訪問して地震発生当時の話を聞いたり学ぶ時間も多かったです。仮設住宅の活動では韓国からの留学生も一緒だったのですが、「スイカファチェ」という韓国のスイーツ作りを通じて交流したことが印象的でした。
第16回はコロナの影響で現地には行けなかったのですが、今できることとして現地の方々へ手紙を書いたり、写真立てを作ってプレゼントを贈りました。

参加してみてどうでしたか?
現地での活動(第14回)では、毎日新しい気付きがありました。断層を実際に見てみたり、阿蘇大橋の崩落現場に行ってみたりしたことで、現地に行く大切さが分かりました。住民の方に地震当時のお話を伺ったとき、「生きた心地がしなかった」とおっしゃっていました。 車庫が潰れている写真なども見せていただいたことで、いざというときのために備えておくことの大切さも感じました。
また、このボランティアでは毎晩「活動の振り返り」の時間がありましたが、その時間が濃かったです。泣きながら語っている仲間もいたことが印象的でした。皆で話し合うことも多く、その日の課題が分かって次に活かそうという姿勢で取り組むことが出来ました。
その時間を一緒に過ごしたことで参加した学生メンバーと仲良くなり、今でも一緒に授業を受けたり、遊びにいったりと関係性が続いています。

参加する前と後で変わったことはありますか?
災害ボランティアに興味を持つようになり、色んなことに挑戦できました。
具体的には、学外の防災イベントの実行委員をしたり、支援室主催の講座への参加やワークショップの企画をしたり、台風19号(2019年)被災地支援で栃木県へ行ったりしました。図書館や本屋さんに行った時も、何気なく熊本地震の書籍や文献を見るようになりました。
また、これまでは熊本地震があった日(4月14日、16日)は普通の日として過ごしていましたが、今年からは熊本ボランティアのInstagram(*2)で発信するなど、意識するようになりました。

今に活きていることはありますか?
防災意識が高くなったことです。家族にも防災について伝えるなど、南海トラフ地震を想定して「備える」ようになりました。それから、新たな課題が見えるようになりました。私は障害者の方の介助をするアルバイトをしていますが、熊本ボランティアに参加したことをきっかけに障害者や高齢者など被災時に逃げ遅れる可能性がある方の避難について考えるようになりました。
ボランティアを通じて色々な発見をすることで、多様な課題に関心をもてるようになったと思います。

ボランティアをする上で大切なことは何だと思いますか?
私が一番大切だと思うのは、自分が気付いたことや新しい発見を記録に残すことだと思います。私はノートに書いていたのですが、「あ、こんなことがあったな」「こういうこと気付いたよな」と、忘れかけていたことも思い出すことができて良かったと思います。自分の中だけに留めず、発信することも大切だと思っています。SNSだと自分の友達も見ているので、「この子こういうことしてるんや」と思ってもらえて輪が広がっていくし、今の時代だからできることだと思います。発信という形で行動に移すことで自分の中で「一歩進めたかな」という実感も得られています。最近、私の友人が黒人差別問題についての動画をシェアしていて、それがきっかけで関心を持つようになったのですが、その実体験からも行動・発信って大事だなと思いました。
もう1つ大切なことは、無理はしないことだと思います。活動する中で色々な話(災害支援だと被災当時の様子や現地の方の思いなど)を聞くと苦しくなっちゃうときもあると思うので、寄り添う気持ちもすごく大事だけど、自分のことも大事にしたいし、大事にしてほしいと思います。

学生だからこそできること、できたことは何だと思いますか?
「自分たちにしか聞けないこと」があったかなと思います。急に全く知らない人が来ても現地の方は話しにくいと思うのですが、私たちは第1回(2016年7月)から関西学院大学と熊本の繋がりがあったので、「関西学院大学の学生」として関係性ができていたからこそより深いお話などが聞けたと思います。
また、大学に帰ってきてからもチャペルアワー(*3)での活動報告や冊子の製作(*4)、ラジオ番組制作(*5)など、伝える場があるからこそ発信についても考えるようになったと思います。

最後に、メッセージをお願いします!
この記事を読んでいただきありがとうございます。 これをきっかけに、少しでも熊本や災害のこと、ボランティアについて興味を持ってもらえたなら嬉しいです。私はボランティアに参加したことで今までの自分のことを振り返ったり、新しいことに気付くことができたり、色々な人と出会うことが出来ました。そういったボランティアの魅力についても知ってもらえたらと思います。
学生有志メンバーで発信しているInstagram(@kgu_kumamoto)のフォローもお願いします! 

参考

(*1)学生CO:学生コーディネーターの略称。ボランティア紹介やイベント啓発活動を通じて関西学院大学のボランティアの活性化に取り組んでいます.
(*2)熊本ボランティアのInstagram:有志の学生メンバーで作ったInstagramのアカウントです。
(*3)チャペルアワー:1時限と2時限の間に各学部で行われるチャペルアワーでボランティアの紹介や体験談の報告を行いました。
(*4)冊子の製作:第13回~16回の参加メンバーで活動を伝えるための冊子を作成しました。
(*5)ラジオ番組制作:西宮市のコミュニティFM、さくらFMでラジオ番組を制作しました。

学生コーディネーター 関連ページへのリンク

関西学院大学 熊本ボランティア 学生有志(@kgu_kumamoto) 関連ページへのリンク

熊本地震現地ボランティア参加メンバーが作った冊子を公開! News お知らせリンク

ラジオ番組「kumamo to heart 未来へつなぐ支援」 News お知らせリンク

第14回熊本地震現地ボランティア活動を実施 News お知らせリンク