キリスト教と文化研究センター
K.G.
2025.12.10[ニュース]

RCC主催講演会「当事者研究の誕生―これからのソーシャルワーク実践の新たな地平」(ご案内)

Share
Facebook X LINE

下記の通り、RCC主催講演会(秋学期)を開催いたします。ご興味のある方は、お申込みの上、是非ご参加ください。

<一般参加可・無料・申込要>

 

■テーマ:「当事者研究の誕生―これからのソーシャルワーク実践の新たな地平」

■講 師:向谷地 生良  氏(むかいやち いくよし)

■日 時:2026年1月15日(木)13:20~15:00

■会 場:関西学院会館 レセプションホール

 

内容紹介>

従来のソーシャルワーク実践が「支援する側(専門職)」と「支援される側(クライエント)」の二項構造が前提とする中で、 当事者研究は、この構造を根底から問い直し、「援助する/される」関係から、「ともに探究する」関係へと変え、クライエントが自らの「生きることへのリアリティー」に関心を寄せる「研究者」として、主体的かつ協同的に状況を考察し、歴史的、社会的、実存的な文脈の中で理解しようとする発想を提案し、国際的にも関心を呼んでいます。このたびは、当事者研究の源流を辿りながら、これからのソーシャルワーク実践を考える一つの手がかりとなることを願っています。

 

<講師プロフィール>

1978年より北海道日高の総合病院精神科ソーシャルワーカーとして勤務、1984年、「浦河べてるの家」を設立し2003年より北海道医療大学教員、2021年に名誉教授、社会福祉法人浦河べてるの家理事長に就任。

 

<著書のご紹介>

「べてるの家の非援助論」「技法以前」(医学書院)、「べてるの家から吹く風」(いのちのことば社)他多数

 

◆申 込:参加ご希望の方は(↓)からご登録ください。 一般参加可・無料・申込要

https://forms.office.com/r/mbvWtNQyD0

参加登録ができない場合は、Eメールで①お名前②フリガナ③メールアドレス④所属(学生は学部)を mailto:rcc@kwansei.ac.jp へご連絡ください。