ドイツ語海外研修2019年度参加者レポート

[ 編集者:言語教育研究センター   2019年11月22日 更新  ]

2019年度参加者の山田桜瑚さん(文学部2年生)に、現地での生活、授業についてレポートしていただきました。

研修場所:ブレーメン大学
研修期間:2018年8月11日(日)~9月8日(日)

一日のスケジュール

 9:00~10:30 1限目
10:30~11:00 休憩時間 
11:00~12:30 2限目
12:30~12:35 休憩時間
12:35~13:20 3限目
以降は基本自由行動でした。

 初日は学生証やトラムのための定期券、学校案内の冊子、大学内のWi-Fiの設定用紙などが配られました。

 その翌日には関西学院からのメンバーと海外から留学に来ているメンバー全員が集められ、クラス分けされました。クラス分けとしてはA1〜C1に分けられました。日本を出発する前に受けたブレーメンテストに加え、教師と生徒で一対ニもしくは一対一で面接がありました。

 関西学院からの日本人メンバー全員はA1のクラスに分けられましたが、他の海外からの留学生のほとんどはA2〜C1でした。そのため、クラスは日本人と他国からの留学生2人だけで、テキストもドイツ語インテンシブ初級で使用するMenschen A1.1とA1.2だったのでインテンシブの総復習のような形になっていました。

 しかしながら、日本語とドイツ語を交えて学習したテキストを、もう一度ドイツ語と英語で復習するとより理解力が深まったと思います。また、テキスト以外にも食堂にいる生徒に習ったフレーズを利用してアンケートをとりに行ったり、旧市街へ行って街にいる人や店員の方々に聞きながらブレーメンの歴史を学んだりという日本ではできない実践的な授業も受けられました。最終日には全てのクラスが集められ、プレゼンテーションがありました。クラス内でいくつかのグループに分かれその中で決めたテーマに沿って発表しました。

※Menschenのテキストを持ってない人はドイツで購入した方が安いかも知れません。

バス

バス

昼食は基本的に学校にあるカフェテリアかMENSAという食堂で食べていました。カフェテリアとMENSAで使える「MENSAカード」というものがありますが、携帯と一緒に置いていたりすると壊れやすいので注意が必要です。 放課後や土日には学校が提供してくれるプログラムもあるのでそれにも参加可能です。私はBeck’s のビール工場に行ってきました。

ドイツでかかった費用

観光地

観光地

◯持って行った金額
35000円+約€500(日本円で60,000円)+クレジットカード

◯日常
 私はホームステイでしたが、基本的に三食とも自分で準備する形で、三食共外で食べることが多かったように感じます。
 また、MENSAカードは現金もしくはクレジットカードでチャージして使う形です。
(※チャージするための機械でVISA使えませんでした。)

基本的に
・トラム・バス定期 €16-(1週間定期)
・朝ごはん(カフェテリア) €3.75-(1回)
・昼ごはん(MENSA)€3〜7-(1回)
→人によって食べる量が違うので人それぞれだと思います
・夜ご飯(レストラン)€15〜20-(チップ込み)

という内訳でした。

授業の様子

ノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタイン城

土日は基本的にフリーなので、München とBerlin に行ってきました。

◯München
 友人と2人で最初の土日を使って女子旅で行きました。
 München まではFlixbus (日本でいう観光バス)を乗り継いで行きました。
 宿泊したのはユースホステルに泊まりました。基本英語対応なので安心して泊まれました。また、セキュリティー的にもオートロックなので女子旅でも安心でした。
 土日を使ってSchloss Neuschwansteinの周りを歩いたり、城下町でお昼ご飯を食べたりしました。
 帰りはDeutsche Bahn(DB)を使い月曜の朝早くにBremenに帰ってきました。

 !注意!
①日本の感覚で定刻通り来るわけではないと分かっていたのである程度余裕を見て時間設定して予約をしていたのですが、トータルで5時間の遅延に巻き込まれ、予約していたSchloss Neuschwanstein のツアーに間に合わず中に入れませんでした。
②ユースホステルはお金の値段によって部屋も変わるようです。私たちは1番安い部屋にしたのですが風呂・トイレは共有で、その階にはお風呂といってもトイレと同じところにつけられてるシャワーひとつだけでした。(男女別)
③帰りのDBも遅れました。乗り継ぎ先の電車が来なかったため、同じBremen行きの電車の係員の方にいつ来るのかと聞いたら、予約していた電車とは別だったのにもかかわらず乗せてくれました。

◯Berlin
 2回目の土日を使い女子4人で行きました。
往復Flixbus を使用しました。Brandenburger TorやKaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche 、ベルリンの壁のWest Side galleryを観光しました。

後輩へのアドバイス

今回の研修でA1のクラスでインテンシブの復習をするような講義では少し物足りないと感じることが多くありました。そして先生に言えば上のクラスに上がることはできたのですが、A2になるとレベルが急激に高くなるということで、日本にいる間にA2以上のレベルまで勉強すれば良かったのではと強く感じます。しかしながら、実際ドイツ語を使ってネイティブの方と関わるフィールドワークや、ドイツ語圏での日常生活、旅行をするうちにリスニングとスピーキングの技能は比較的向上することができたと思います。
 そのため、研修前の事前学習だけでなく、自分でテキストを使って何度も何度もスピーキングする練習をしておいたり、日常会話のフレーズをすらすら話せるように練習しておく必要があります。
 学習面以外では、日本にはないドイツ人の性格やルール、マナーを学習できたと感じます。それを学ぶためにもドイツ語、英語は欠かせませんでした。
 そして、海外からの留学生の人たちは英語はもちろんドイツ語もある程度の講義ができるレベルで来ていたので、英語が話せればドイツ語が少し拙くてもカバーできるので、ドイツ語だけでなく英語も話せるようにしておいた方が良いと思います。
 最後に、ドイツは本当に素晴らしい国でした。ドイツで知り合った友人や教師の方、ホームステイ先のホストマザーとの思い出、旅先での経験はこれからの人生の糧となります。ドイツに行ってから勉強するのではなく、今から日々勉強してコミュニケーションを取れるようにしておけばドイツでの学習、生活はこれ以上ないほど素晴らしいものになると思います。