2016年度参加者 桾晴夏さん
2016年度参加者の桾晴夏さん(文学部3年生)に、現地での生活、授業について、レポートしていただきました。
研修場所:フランシュ・コンテ大学応用言語センター(フランス フランシュ・コンテ地方 ブザンソン市)
研修期間:2016年8月2日~8月28日
一日のスケジュール(平日)
07:30~ 朝食
09:30 CLA(フランシュ・コンテ大学 応用言語センター)に向けて出発
10:30~12:30 1限目
12:30~14:00 昼食
14:00~15:00 2限目
15:00~17:00 3限目
17:00~ 自由時間
時間割はクラスによって異なるのですが、私は10:30~17:00のパターンでした。
朝食は寮の敷地内のカフェテリアでとっていたのですが、営業時間が8時までということで、7時過ぎに友人と集合して食べに行っていました。無料ですが、パン2つ、フルーツ、ヨーグルト、飲み物2種類がついてくるので十分おなかいっぱいになります。
昼食に関しては、自分で作ったサンドイッチを持参することが多かったのですが、時々学校のカフェテリアや街の中心部のレストランでとることもありました。
夕食は、基本的に寮で自炊をしていました。学校から歩いてすぐのところに安いスーパーがあり、授業終了後はそこで毎日買い物をして帰っていました。
休日は、学校が提供してくれる日帰りバスツアーに参加したり、ブザンソン市内を観光したりして過ごしていました。バスツアーの行先は豊富で、国内はもちろん、スイスやドイツへも行くことができました。
フランスでかかった費用は
約8万円で収まりました。内訳は食費が4万円、旅行代が2万円、その他ショッピングなどで2万円程度でした。水やトイレットペーパー、大袋入りのお菓子やパンなど分けられるものは友人と割り勘をしていたからか、食費は比較的安く抑えることができました。旅行代についても、ツアー1日で4000円程度だったので4回参加しても2万円以内でした。
授業や寮の様子
私のクラスは、日本人が7割と韓国、マカオ、香港、イギリスからの学生がいました。授業は、リスニング・スピーキングをメインに、リーディングやライティングのスキルも向上させられるよう構成されていました。授業中に発言をする機会が多いですが、文法を間違えたとしても先生や他のクラスメイトがサポートしてくれるので、発言する力が自然に身につきます。毎週水曜日の午後はどのクラスも週に1度の校外学習があり、ブザンソンの郊外に出て街の風景を味わい、地元の人の話を聞き、その土地の文化を学びました。
この校外学習は他のクラスと合同なので、他の国からの学生とも仲良くなれるよい機会でした。
寮に関しては、学校のある街の中心からバスで約20分程度離れた、近くにスーパーも何もないところですが、静かで快適な環境にありました。夜にははっきりと星が見えるほど静かなところでした。それぞれの部屋にお風呂とトイレがあり、食器やポット、洗剤なども備え付けてあったのでとても快適に暮らすことができました。
感想と今後参加する学生へのアドバイス
1か月間の留学でしたが、期間が短いなりに多くのことが得られたと実感しています。特にスピーキング力、リスニング力が行く前と比べてかなり上がったと感じます。私は、絶対に会話力を上げて帰りたいという思いがあったので、積極的に他の国からの学生と関わり友達を作りました。実際、現地で仲良くなったメキシコ人の友達とはそれ以来連絡を取り続けており、帰ってからも毎日チャットでフランス語を使っています。
関学だけでなく他大学からも日本人は来ているので、過ごし方によっては授業以外でフランス語を使わずに生活することも可能です。ただ少しでもフランス語力を上げたいのならば、積極的に行動することが大切だと思います。水曜日の校外学習、休日のバスツアー、平日のイベントなど、フランス語を使う機会は自分次第で作ることができます。ぜひアグレッシブに動いて、濃い1か月を過ごしてください!