ドイツ語海外研修 2015年度参加者レポート

[ 編集者:言語教育研究センター   2015年10月28日 更新  ]

2015年度参加者の對川朋紘さん(法学部2年生)に、現地での生活、授業について、レポートしていただきました。

研修場所:デュッセルドルフ大学(ドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン州 デュッセルドルフ市)
研修期間:2015年8月2日~8月30日

一日のスケジュール

サッカー観戦 in ドルトムント

サッカー観戦 in ドルトムント

 基本的に月曜日から金曜日まで9時~10時半、30分休憩、11時から12時半まで授業でした。朝は7時前後に起床し、ホステルでバイキング形式の朝食を済ませ、デュッセルドルフ中央駅からU-Bahn(地下鉄)に乗って大学へ通いました。

 平日は基本的に午後がフリーだったので、放課後はMensa(学生食堂)で昼食を済ませ、学校で宿題をする日もあれば、デュッセルドルフ市内を散策したりして、時間を有効的に使いドイツでの生活を楽しむことを心がけました。また、大学側が主催するExcursion(フィールドワーク)に参加する日もあれば、単位修得のため、関学生は週に一度午後に授業がありました。

 休日は2日間丸々フリーだったので積極的に遠出し、金曜日の午後から2泊3日でミュンヘン、土曜日の早朝から1泊2日でパリを訪れました。また、私はサッカーが好きなのでブンデスリーガの試合を観戦し、また、練習場にも足を運びました。

 授業以外はほとんどが自由時間なので、日本であらかじめ行きたい場所などをチェックし、計画を立て、ドイツ国内、またはドイツ周辺の国々を旅行するのもいいかもしれません。

ドイツでかかった費用は

食事の様子(学食)

食事の様子(学食)

 私は食費、移動費、旅行費、サッカーのチケット代、お土産代などを含めて約17万円使いました。人によって1ヶ月間でかかる額は異なると思いますが、私の場合、旅行やサッカー観戦をしたため他のメンバーと比べると高い方だったと思います。

 節約するために食費を極力抑えることに努めました。朝食がバイキング形式だったのでホステルの従業員の方の了承も得て昼食用のサンドウィッチを作って大学へ持って行きました。特に飲料代は日本と比べるとかなり高いので近くのスーパーでリーズナブルな価格のミネラルウウォーターをまとめ買いして凌ぎました。また、ホステルには自炊できるスペースがなかったので、夕食は日本から持ってきた食料を食べる日もあれば、外食する日もありました。

 移動費は、定期券を全員が購入するのでデュッセルドルフ市内であれば別途交通費がかかることはないです。

授業の様子

クラスメートと

クラスメートと

 初日にクラス分けテストが行われ、各々のドイツ語能力に応じたクラスに分かれました。各クラスには、我々日本人である関学生の他に、様々な国籍の留学生がいました。ちなみに私のクラスには、ロシア、キルギス、ブラジル、香港、アルジェリアなど各国から集まったインターナショナルなクラスでした。

 授業はすべてドイツ語で行われ、何度か聞き直さないと理解できないこともあったので最初は苦労しました。授業において、私が一番衝撃を受けたのは周りの外国人留学生たちの「積極性」でした。文法がめちゃくちゃでもしっかりと自分の意思を伝え、また、わからないことがあればその場ですぐに質問していました。「ドイツ語を上達させたい」という気持ちを全面に出していて、この姿勢は我々日本人が見習わなければならない点であると痛感しました。私も1ヶ月間授業を受けて、「積極性」や「授業に臨む姿勢」が変わったと思います。

 休憩時間は、大学内のカフェでコーヒーを飲みながら英語やドイツ語を使って各々の国や大学について話し合い、また、週末の予定や現地での生活についておしゃべりしたりしました。

 毎日ドイツ語に触れるので、日常会話や聞き取りなど留学前に比べるとかなり上達するはずです。先生や周りの留学生たちと積極的にコミュニケーションをとって、一緒にドイツへ行く関学生の仲間と協力し、少しでもドイツ語が上達するよう頑張ってください。

宿泊施設の様子

宿泊施設の室内

宿泊施設の室内

 私たちが宿泊していたホステルは、デュッセルドルフ中央駅から徒歩約5分の場所に位置していて、ホステル周辺にはスーパーやレストラン、Kiosk(売店)も近くにあり、路面電車の駅もホステルの目の前にあるなど、立地的にはとても恵まれていたと思います。

 室内は窓が大きく部屋も比較的広く開放感があり、また、清潔感もありました。調理器具や電気ケトルなど生活に必要なものがほとんどないので、あらかじめ日本で調達してから持って行くことをおすすめします。特に役立ったのが電気ケトルや簡易的な調理鍋、ハンガーやビニール袋も数枚持って行くと良いと思います。

後輩へのアドバイス

フランクフルト観光の様子

フランクフルト観光の様子

 このプログラムに参加されるほとんどの学生が大学からドイツ語を学び始めていると思います。英語に比べると馴染の薄い言語で正直難しいというのが本音だと思います。

 しかしこのプログラムに参加されるほとんどの学生が「ドイツが好き」「ドイツ語が好き」といった気持ちを持って志願していると思います。1ヶ月という限られた時間をより良いものにするために、まずアドバイスとして何か一つでも目標を立てて臨むべきだと思います。「ドイツ語を少しでも話せるようになる!」、「外国人の友達をたくさん作る!」、「滞在中にたくさんの観光地を旅行する!」など何でもいいです。その目標に向かって過ごすのとダラダラ過ごすのでは同じ1ヶ月間でも全く違ったものになるでしょう。

 留学は、言語を学ぶだけが全てではないと私は思います。現地の様々な地域を訪れ、異文化に触れ、今回の場合であれば、「ドイツ」そのものを楽しんできてほしいと思っています。日本に帰国した時に、「ドイツが好き」「ドイツ語が好き」という気持ちがさらに強まって、充実したドイツでの留学生活であったとこのプログラムに参加される皆さんが思えるように少しでも私のアドバイスが役立てば幸いです。