2006.06.15.
関学生のキャンパスライフVol.12 留学体験記

2005/09/08


 今回は、イギリスのマンチェスター大学に交換留学した総合政策学部メディア情報学科の岩波 輝くんに、『留学体験談』を書いてもらいました。留学に興味のある人は必読です!

                                 

  私は関西学院大学の交換留学という制度を使って、イギリスのマンチェスター大学に、一年間留学をしました。向こうにいる間の一年間は日本ではできないような多くのことを経験しました。イギリス人にとっては欠かせないビールを飲みながらパブでサッカー観戦をしたり、イギリス国内、ヨーロッパ内の多くの国を旅行したり、クリスマスはイギリス人の家庭に滞在させてもらってイギリス家庭のクリスマスを体験したりしました。 またマンチェスター大学では、「メディア論」「イギリス社会論」「映画と社会」「スペイン語」「マネジメント」などの授業を履修し、知識を広げることができました。一つ一つの経験で色々なことを感じたので詳しく話していきたいのですが、 ここでは留学の中で一番印象的だったことについて書こうと思います。   

私の中で一番の思い出になっていることが、向こうで始めた「空手」です。日本では一度もやったことがなかったのですが、イギリスに伝わっている日本文化に興味を持ち、やってみる事にしました。先生はもちろんイギリス人で、「押忍!」「気合!」など外国人が日本語を叫んでいる風景はとても新鮮なものでした。靴を履きながら空手をやっている人もいたりして、初めのうちは本当に日本の精神の部分を分かってやっているのかなと疑問に思う部分もありました。空手部の学生たちは本当にフレンドリーな人たちが多く、日本語の掛け声の意味や、日本での空手はどんなものなのかなど、日本のことについて色々な関心を持って聞いてくれたために、それを通して多くの友達を作ることができました。また、イギリス北部のマンチェスターにまで広まって、多くの人に愛されている空手を体感することで自分の文化を改めて誇りに思うことができました。と同時に、自分の文化、歴史を詳しく知らずに海外から学ぼうとしている自分を恥ずかしく思いました。私は留学する以前は、日本の悪いところだけに目がいっていて、外国なら日本よりも質の高い授業が受けられるだとか、外国なら外国文化の良い部分を体験できると思っていました。しかし、日本にも世界に誇れる文化があるんだということを空手で感じることができたと思います。

私は留学で日本を外から見るという機会があったからこそ、逆に日本について考える機会があったのだと思います。もちろん外国文化のいい所もたくさん見ることができたし、世界中からの多くの友達を作ることができました。しかし、留学する前まで忘れかけていた日本への関心を大きくすることができたのも私にとっては貴重なものでした。これからは留学で経験したことを活かして、社会で活躍できる人間になりたいと思います。