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学習会 MANABIL(マナビル)について

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[ 編集者:社会学部・社会学研究科   2016年8月4日 更新  ]
MANABILロゴ

MANABIL(マナビル)は、社会学部におけるピア・エデュケーションの一環として、2014年からスタートした学習会です。学生が「自分で学び、伸びる力」をつけるという意味で「MANABIL」と名付けられました。
2016年度の春学期は、院生の企画による模擬ゼミ形式の学習会を4回、教員企画による学習会を2回開催しました(会場はいずれも社会学部共同学習室)。
MANABILをきっかけとして、学部生の間に自主的な学びの輪が広がっていくことも期待されます。
このページでは、各回のMANABILの模様についてお伝えしていきます。ぜひご覧ください。

【2016年春学期】

5月25日 MANABIL社会学編 第1回
5月25日 MANABIL社会学編 第1回

この日からスタートした2016年春学期のMANABIL社会学編。院生の研究紹介による「模擬ゼミ」形式で全4回開催されました。
初日の5月25日は、学部生4名の参加を得て、3名の院生の研究紹介です。

後期課程の奥田さんは、ダムなど大規模開発のメリット、デメリットを環境社会学の観点から、前期課程の呉さんは中国のマスメディアとソーシャルメディアの違いと連携について、前期課程の松野さんは日本の保守思想について学部生向けに話してくださいました。

参加した学部生からも発言があり、よい学習会として今年度のスタートを切ることができました。

6月2日 MANABIL社会学編 第2回
6月2日 MANABIL社会学編 第2回

今回は学部生4名の参加を得て、院生3名の研究をもとにディスカッション。

前期課程の安さんは、中国での日本紹介誌『知日』を題材に、中国の若者の日本への見方とメディアの関係について話してくれました。
また同じく前期課程の譚さんは、中国の雇用問題を中小企業をキーワードに紹介しました。
後期課程の智原さんは、現代社会において「承認」が注目される社会的背景を、学部生にも分かりやすく紹介してくれました。

学部生の参加者からも質問も活発に出て、終了後も話し合う場面が見られました。
MANABILをきっかけとして、共同学習室を拠点として学部生同士、また学部生と院生との学びの交流が広がっていくのが楽しみですね。

6月6日 MANABIL社会学編 第3回
6月6日 MANABIL社会学編 第3回

今回も4名の学部生が参加してくれました。

発表では、後期課程の生井さんがバンドマンにとってライブハウスがどのような場になっているのかを、フィールドワークに基づき紹介。
前期課程の丁さんは中国の農村留守児童(都市に出稼ぎに出ている人々の子供)に関する研究について報告。同じく前期課程の西田さんは日本社会での就職活動について、日本と欧米の雇用形態の違いなど基本的な点を紹介しつつ論じました。

今回も、終了後も熱心に意見交換する場面が見られました。

6月14日 MANABIL社会学編 第4回
6月14日 MANABIL社会学編 第4回

この日の参加者は少なめでしたが、密度の濃い会になったと思います。

後期課程の谷岡さんは、地方花柳界の現状をフィールドワークに基づき紹介。前期課程の藤井さんは遺品整理を題材に、現代社会における死を論じました。
前期課程の高さんは、中国の漁村におけるコモンズの管理について社会心理学からのアプローチを示し、前期課程の家高さんは量的調査の基本である「概念の操作化」について身近な題材で学部生に紹介しました。

4回にわたった大学院生によるMANABILもこの日で終了しました。
どの回も興味深い内容でしたよ。ぜひもっと多くの学部生の方に参加していただきたいですね。
また秋学期も企画を工夫しつつ開催していきます。

MANABIL社会学編 参加者の声

・「中国」がテーマのプレゼンテーションを今まで関わる機会がなかったので、知らなかったことを学べて、問題意識を持った。(3年生)
・プレゼンでの話し方など、さすが院生と思うところがあったり、留学生の方の話を聞けて、とても刺激になりました。(2年生)
・大講義だとどうしても受け身になってしまうので、1年のうちから少人数講義以外の時に自分の意見を伝えることができて有意義でした。(1年生)

6月21日 MANABIL 社会学〈裏〉入門 Entrance A
6月21日 MANABIL 社会学〈裏〉入門 Entrance A

2016年春学期の教員企画MANABILでは、鈴木謙介准教授が「社会学の面白さを感じるための入口」として、2回を担当してくださいました。

その名も「社会学〈裏〉入門」。1年生の新必修科目「社会学入門」が表の入口であれば、こちらは裏の入口。多様な入口から社会学の魅力をお伝えする企画です。

第1回となるENTRANCE:A「〈わたし〉と社会のあいだ~行為と役割で見る社会学」には17名の学生が参加。「なぜ人は進んでブラック労働に邁進してしまうのか」というテーマを、社会学の基本的な概念である「行為」や「役割」を使って考えていきます。

学生にとっても関心の高い「ブラック労働」。そうした題材について考える中で、実は社会学の基本的な考え方や、学説が理解できるようになる仕掛けで、とても興味深かったです。
90分をめいっぱいに使い、社会学の入門をしっかりと学びました。

6月28日 MANABIL 社会学〈裏〉入門 ENTRANCE:B
6月28日 MANABIL社会学〈裏〉入門 ENTRANCE:B

第2回目のENTRANCE:B「車を買わない若者が悪い? ~消費から見る日本社会」には10名の学生が参加。前週に引き続き、鈴木謙介准教授が講師となって、「消費」を題材にして戦後から現在までの日本社会を論じました。

社会学の学説を紹介しながらの「消費社会」の解説に始まり、日本の戦後高度成長期の社会の展開を、経済的側面も踏まえつつ追っていきます。
今回の内容は消費を通した「現代社会論」とも言え、社会学部生にとっては戦後日本社会の変容に関する基礎知識が習得できる、とても有用な機会になっていました。

また講義中、随所に交えられた映像資料は、日本の戦後社会の移り変わりを伝えるもので、大変興味深かったです。

今学期のMANABILはこの回にて終了。また秋学期も新しい企画をお届けする予定です。ご期待ください!

MANABIL社会学〈裏〉入門 参加者の声

・社会学の見方は様々な隣接分野の見方を全て取り入れた見方と知って、社会学は面白いと思いました。(2年生)
・社会に散らばった様々な要因がつながったのが、とてもおもしろく感じました。(1年生)

【2016年秋学期】

10月18日 MANABIL経済編(前篇)
MANABIL10月18日の模様

2016年秋学期のMANABILは、恒例となった「経済編」。
2回に分けて、鈴木謙介准教授が経済学の基礎をレクチャーします。

この日のMANABIL経済編(前篇)では、「市場のしくみ」をテーマに高校範囲から経済学の初歩レベルに至るまでの経済の知識を90分で学びました。

同じ社会科学でありながらも、経済学と社会学とではアプローチが大きく異なります。しかしながら、経済学のアプローチを知ることはまた、社会をよく知ることにつながり、社会学部生にとってもよい機会ですね。

この日のキーワードのひとつは「経済の循環」。ふだんは人の「意識」に着目することの多い社会学部生にとって、また違った発想が得られたのではないかと思います。

10月25日 MANABIL経済編(後篇)
MANABIL10月25日の模様

MANABIL経済編〈後篇〉のテーマは「経済政策」。前篇はミクロ経済学の内容でしたが、後篇ではマクロ経済学を取り上げます。

GNP、GDP、経済成長、中央銀行と金融政策・・・ニュースではよく聞くものの、「では、説明してください」と言われると意外と難しいトピックです。

今回のMANABILでは、これらの用語解説を踏まえて経済政策を学ぶとともに、応用問題として今年ニュースでも大きく取り上げられたEU(欧州連合)の話題にも触れました。

参加された学生の皆さんにはとても有意義な90分でしたね。

MANABIL経済編 参加者の声

・ミクロ経済の基本的な考え方が分かって、そして自分の中で社会学とつなげて考えられたのでよかったです。(2年生)
・この機会に経済について学べて良かったです。社会学を学ぶ入口になった気がします。(2年生)

過年度の開催記録

MANABILは2014年度より開催しています。過年度の記録は以下のページに掲載しています。

ニュースへのリンク
MANABIL 2014年度
ニュースへのリンク
MANABIL 2015年度

最新情報

MANABIL開催についての最新情報は、以下のページにてお知らせしています。
ぜひご覧ください!

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