[ 国際学部 ]国際学部生 国際ボランティアプログラム体験記

国連ユースボランティア

【派遣先】国連広報センター(UNIC)ザンビア共和国【参加期間】2022年9月~2023年2月

坂本 萌歌さん ―徳島北高校 出身(徳島県)―

 

◆広報活動やイベント運営に従事

将来は国際協力の分野で働きたいと考えている私にとって、学部生のうちから国連職員の一人として勤務できるプログラムはとても魅力的でした。教育や広報を通して保健衛生の重要性を伝えることに興味があり、主に広報活動やイベント運営を行うUNICで効果的な情報の伝え方などを学びたいと志願しました。
印象に残っているのは、イベントで使用する撮影パネルのデザイン作成です。何度も試行錯誤を重ねて出来上がったパネルを各国大使や副大統領までもが使ってくださり、その後のイベントやアウトリーチ活動などにも活用してくれています。

◆情報を発信することの責任を実感

着任してすぐ痛感したのは、人に聞くよりもまず自分で解決しようとしたり、何か聞きたくても「忙しいかな」と気を使ったりする〝日本人″でいてはいけないということ。
上司や同僚にアドバイスを求める積極性と、「報連相」の徹底は常に心がけました。 また、広報活動を通して、情報を扱うことや発信することの責任を実感。普段から多角的・批判的な視点で物事を捉え、自分が発信する情報に責任を持つことを、今後より意識していきたいです。

国際社会貢献活動

上田 航希さん

【派遣先】トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学【参加期間】2022年5月~8月

上田 航希さん ―鹿島学園高校 出身( 茨城県)―

 

◆現地の学校で授業やイベントを開催

大学入学前から国際社会貢献活動への参加を志望していました。派遣先であるマレーシアの中華系私立大学、トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学では、学生の進路選択と経済・産業の状況の関連を知りたいと考え、参加しました。
現地では日本に関する講義を開いたり、少数民族の子どもたちが通う小学校で出張授業を行ったりしました。母校の高校と共同で日本とマレーシアの交流プログラムも開催し、在マレーシア日本国大使館から東方政策40周年記念イベントとして公認していただきました。

◆行くことでしか得られない学びがある

日本人の私とマレーシア人は互いに英語が第二言語のため、的確にコミュニケーションが取れるようになるまでに時間を要しました。
「百聞は一見にしかず」とは本当で、やはり学校でいくら勉強しても現地に行くことでしか得られない学びは山のようにあると実感しました。短い学生生活の中では、迷うよりも行動することが大切だと改めて思いました。将来は国際協力の分野で活躍したいと考えており、今後は大学院への進学を目指しています。