

国際学部開設準備室長(学部長就任予定)
伊藤 正一
関西学院大学には「国際性」の伝統があります。これまでも、高い英語運用能力を持つ卒業生を数多く実業界に送り出してきました。そうした本学の特色を生かし、これまで蓄積してきた知識やノウハウを発展させたのが「国際学部」です。国際学部では、「多角的な視野を持つ世界市民の養成」を教育目標に掲げています。私たちがめざすのは、広い視野で世界情勢を捉えられる人材の育成です。特に日本とあらゆる面で交流が盛んな北米とアジアについて深く学ぶことは、世界情勢を総合的に見る力を身につける上で重要となります。そのため、国際学部は「北米研究コース」と「アジア研究コース」の2コースで構成されます。2コースに共通している大きな特徴は、「文化・言語」「社会・ガバナンス」「経済・経営」の各領域を総合的に学ぶことです。それにより、ひとつの物事をあらゆる視点から分析する柔軟な思考力を身につけます。こうした多角的な視野は、変化が激しい時代を生き抜いていくのに大きな武器となるでしょう。2年生で短期・中期・長期留学のいずれかを経験し、よりネイティブに近い言語や文化を体感することも、国際性を養う上で大きなメリットとなります。国際性を身につけた人材の活躍の場は、今後もあらゆる方面に広がっていくでしょう。国際学部の理念である「国際性の涵養」、それに基づく世界市民の育成は、今の時代、これからの時代が求めるものでもあるのです。