子どもとふれあい、保育者としての自覚を持つ。
幼児教育コース 2年 成瀬 知佳
(石川・金沢二水高校出身)
子どもとたくさんふれあえる環境に惹かれ、関学の幼児教育コースに入学しました。併設の保育園・幼稚園から園児が頻繁に遊びに来るので、自然と接し方が身につきます。このコースの特徴は、実習をはじめとした実践的な授業が多い点です。英語で歌う音楽の授業などはすぐに実習で活かすことができました。1年生の夏に幼稚園で5日間の体験実習があり、気持ちや体調が日々変化する園児と向き合う難しさを肌で実感しました。現場の先生方の接し方を見て、保育者としての自覚が芽生えました。実践力が身につく関学の幼児教育コースなら、私の夢を実現できると思います。
実践的な学びを通して指導の難しさを実感。
幼児教育コース 4年 宮脇 知紘
(大阪・池田高校出身)
幼い頃から幼稚園教員を目指していた私。1年生から実習があるなど、早い段階から実践的に学べる点に魅力を感じ、関学の幼児教育コースに進みました。印象に残っている授業は『保育内容指導論』。実際に絵本の読み聞かせやペープサート(紙人形劇)を行い、子どもの目線に立って保育する難しさを実感しました。現在興味があるテーマは、音が子どもに与える影響力です。胎内にいる時から音楽を聞かせるといいと言われているほど子どもは耳がいいので、音の影響力の仕組みを学んで、教育現場で活かしたいです。
児童の自立を助ける教師になりたい。
初等教育コース 2年 森島 大地
(広島・広島国泰寺高校出身)
関学の教育学部は先生と学生との距離が近く、アットホームな雰囲気が魅力です。男女ともに仲が良く、入学してすぐに同じ志を持つ友人ができたことが何より良かったと思います。印象的な授業は理科でした。田んぼで生物の観察を行ったり、木の実を使った工作をしたり、小学校に戻ったような体験ができました。入学以前は単純に子どもが好きだから教師になろうと考えていましたが、レポートのために読んだ『教えるということ』(大村はま著)に感銘を受け、生徒の将来を真剣に考え、自立させる教育のできる教師になりたいと改めて決意をしました。
先生に恵まれた、安心して勉強できる環境です。
初等教育コース 4年 片田 悠希
(大阪・大阪女学院高校出身)
子どもが大きく成長する過程に携われる小学校教員を目指し、初等教育コースを選びました。国語や算数といった教科だけでなく、課外活動などを通して様々な経験の場を与えるのも教育の重要課題です。チーム単位で架空の修学旅行を企画する授業では、まず学校の立地や指導目標などを設定し、その後行き先や内容を考えました。学校の特徴によって企画が変わることが新たな発見でした。また、教育学部の先生は教育の第一線で活躍されてきた方も多く、熱心な方ばかり。安心して勉強に取り組めているのも、恵まれた学習環境があるからです。
友人との意見交換が学びのモチベーションに。
教育科学コース 3年 田村 祐造
(京都・桃山高校出身)
憧れの教師をめざせる環境がしっかりと整った、関学の教育学部を志望しました。授業では机上の理論だけではなく、いじめへの対応など学校の現状にアプローチする、実践的な理論を学ぶ機会が豊富にあります。また、ディスカッションやグループ発表を通し、自分の意見を頻繁に求められます。『教育基礎論』では、教育の歴史や過去の教育法について学びました。今とは全く違う教育法に戸惑いましたが、教育の根本的な理解につながったと感じます。今後は臨床心理学の分野でいじめや学級崩壊について研究し、学んだことを活かして生徒の気持ちに応えられる高校教諭になりたいです。
教育学を多角的に見られるのが本コースの魅力。
教育科学コース 4年 那須 花奈子
(大阪・三島高校出身)
少人数制で先生と密接に関われる点に惹かれて、関学の教育学部に入学。教育科学コースは教育学全体を学べるのが魅力です。興味深かった授業は、学校教育全体を通して重要とされる『道徳教育論』。レポート発表など発言する機会が多く、他の人の意見を聞くことで毎回新たな気付きがあり、教育は正解がない奥深い分野だと改めて実感しました。将来は社会に出て経験を積んでから、教員になるという選択肢を視野に入れています。様々な進路に進む先輩方を見てきたので、長い目で教員への道を見据えています。
※グラフ内の数値は小数点第2位で四捨五入しているため、合計が100%になりません。
「ランバス支給奨学金」のおかげで、
勉学とサークル活動の両方に打ち込めています。
1年生から実習ができ、子どもとふれあえる機会が多いことに魅力を感じ、入学を決意。「ランバス支給奨学金」を受給しながら勉学に励んでいます。奨学金を継続するには成績を維持する必要があるため、ノートをこまめにとって授業内容をしっかりと理解し、試験前の復習も欠かさないようにしています。また、教育関係の授業以外では「心理学」を受講。将来は保育士・幼稚園教諭に限らず、幼児教育学と心理学を活かして子どもを幸せにできる仕事に就きたいと思っています。
学業と並行して打ち込んでいるのが、SCCV(Seiwa Campus Community Volunteers)のサークル活動。求められる企画とやりたい企画のギャップに苦心しながらも、メンバーと力を合わせてオープンキャンパスやキャンプなどを運営しています。
受験生の皆さん、関西学院の教育学部は奨学金制度のほかにもさまざまな支援制度が充実しています。夢に向かって、頑張ってください。
神澤 里栄
幼児教育コース3年
国際教育プログラムが豊富な関学。
海外ボランティア活動で将来の目標を決めた。
半年間インドネシアの小学校で英語・音楽などの授業を担当し、日本の文化も教えました。時間を気にしない国民性のためか、チャイムの通りに授業が始まらず、待ち合わせに遅れるのは当たり前。感覚の違いに戸惑ってばかりで苦労しました。その反面、滞在中は発見も多く、現地の人々は貧しいと3いう先入観とは異なり、みな明るく生き生きと暮らし、幸せと贅沢がイコールではないと気づきました。日々新たな価値観と出会えることがとても楽しかったです。異文化理解によって「違い」から多くを学べることを知れば、いじめは減少するのでは、と留学生活の中で考えるようになりました。将来は小学校教員として教育現場のグローバル化を現場でリードしていきたいです。いつか私の授業を受けた児童が世界で活躍してくれればうれしいです。
高校生の皆さんは進路選択について悩むこともあると思います。そんな時は、自分自身と向き合う時間を設け、大学で何をしたいのか、将来どうなりたいのかを具体的に考えることをお勧めします。4年間の大学生活を有意義に過ごすためには、学びの目的を理解し、目標に対して主体的にアプローチすることが重要です。実際に志望大学を見学したり、学生や教授の方々と話したりして情報収集すれば、進路選択に役立つはずです。
西井 智則
初等教育コース3年
“Mastery for Service”を忘れずに
自分を磨き続ける。
4年生41人の担任をしています。想像以上に忙しい毎日で、授業や生徒指導に追われながらも、クラスの子どもたちと一緒に大きくなれたと思える1年目でした。学生時代、各教科教育法で熱心に教えていただいた授業の進め方や、指導要領に基づく授業づくりの方法は、いまや私の授業スタイルの一部になっています。また、大学でさまざまな職種を目指す仲間と出会って多様な価値観に触れ合えたことはとても大きな財産となっており、小学校で児童、保護者、教職員たちと接し、協力していく中で非常に役立っています。
私は「子どもたちに負けないように成長し続けること」を目標にしています。スクールモットー“Mastery for Service”の精神をいつまでも忘れずに自分を磨き続けることが大切だと考えています。教育学部で学び、夢を膨らませて、たくさん子どもたちと接し、「関学魂」を持った皆さんといつか同じ教壇に立てることを楽しみにしています。その時は、私に指導してくださいね(笑)。
末石侑己
大阪・公立小学校勤務
初等教育コース 2013年3月卒業
大学での学びは、私の大きな支え。
私は現在、私立小学校の教員をしています。私自身、私立学校で10年間を過ごしました。何年経っても変わらず「おかえり」と迎えてくれる先生。「ただいま」と安心して戻れる場所。そんな関係を作りたいと私学教員を選択しました。現在勤めている学校でも、こうした風景をよく目にし、日々微笑ましく感じています。
大学でも温かい雰囲気の中、多くのことを学びました。授業作りに必要な指導案の書き方、教科書の文章・挿絵の読み取り方一つをとっても、今の私の大きな支えとなっています。また同じ目標や夢を持つ友人や先生方の存在は、とても心強いものでした。常に子どもの目線に立つ事、一人ひとりに寄り添いながら歩む事を忘れず、夢の続きを歩いていきたいと思います。
伴野瑞季
京都・私立小学校勤務
初等教育コース 2014年3月卒業
シンガポールの幼稚園で
英語と日本語のバイリンガル教育に携わる。
大学で外国の幼児教育を学んだことから海外勤務を志望し、今はシンガポールで幼稚園教諭をしています。意識の高い仲間や経験豊かで熱心な先生方のサポートがあったからこそ、現職に就くことができました。
勤務先の幼稚園は、バイリンガル教育として日本語と英語をそれぞれ母国語とする教諭が2人で担任をするため、クラス方針や活動内容を決める際は全てが英語です。はじめは聞き取りすらできず苦しい日々でしたが、英会話学校で勉強し、今では英語で意見を述べられるようになりました。仕事では、アメリカ人と日本人を両親に持つある園児のことが印象に残っています。入園当初は日本語を理解できませんでしたが、保護者とも協力して日本語での保育を行ったところ、1年で日本語を話せるように。子どもの持つ力と保育者としての責任を強く感じました。今後も英語力と保育力のさらなる向上をめざし、日々努力したいと思います。
嶋貫 彩
海外日本人幼稚園勤務
幼児教育コース 2013年3月卒業
授業や「未来塾」で身につけた技術が
実際に役立つことを実感。
現在は授業とクラブ活動の指導を主に行っています。教育学部では授業で行われた模擬授業はもちろん、「未来塾」という講座内で、黒板の書き方や生徒の興味を引き付けるための工夫などを学び、現在の授業計画や授業内で役にたっています。また、教育学部には教員を目指す仲間がたくさんいましたので、有志で模擬授業を開催し、意見を述べ合ったことも経験として活かされています。今後は生徒全員が「楽しい」「分かりやすい」と思える授業を行うために授業研究をさらに行うことと、生徒の気持ちに寄り添うことが出来る教員を目指します。
受験生のみなさん、教育学部は教員になるための授業や講座が充実しています。また、職員の皆さまも優しく、同じ夢を持つ仲間がたくさんいます。是非この教育学部で夢を実現して下さい。
大和裕貴
兵庫・私立中学校勤務
臨床教育学科 2014年3月卒業
実習で得た学校現場で活きる力。
生徒と深く関われる自信に。
特別支援学校で高等部の担任をしています。授業では重度の障がいのある生徒の自立を目指す「生活科」や、就職を目指した内容を扱う「社会科」などを担当しています。関学教育学部では、学校や施設へ実習に行く機会を多く与えていただき、学校現場で活きる力を身につけることができました。関学で学んだ知識と多くの経験が、生徒との関わりを深いものにしてくれていると思います。今後は、生徒が楽しいと思える学校を目指すために、特別支援教育についてさらに研究を深めていきたいです。
小﨑郁也
大阪・特別支援学校勤務
臨床教育学科 2013年3月卒業
※このサイトの情報は全て2016年3月31日時点の情報です。