総合大学の特性を生かし、体系的に「教育」を学ぶ
　関西学院大学の10番目の学部として誕生した教育学部。その大きな特色は、人文科学から社会科学、自然科学までの幅広い領域の研究者が集まる学び舎で視野を広げることにあります。教育学部では主に、幼児教育、初等教育、臨床教育の三つの領域から学び、質の高い教育者を育成します。

特徴

1. 幼児教育、初等教育、臨床教育の３領域が連携・協力し、教育研究活動を展開


2. 「子ども理解」を重視し、子どもの心に寄り添える教員、保育士を養成


3. 実践力、教育力、人間力を伸ばすため、多様な教養教育を充実


4. 実習を重視し、多様な実習科目を開講


5. 少人数教育を重視し、ゼミナールを４年間通して開講


6. 学校、幼稚園、保育所、家庭、地域との連携、オール関西学院で学生を支援


7. 国際舞台でも活躍できる人材を育成

総合大学ならではの幅広い学び

多彩な教養教育科目

　学びの基礎となる幅広い教養と知識を身につけるため、教育や子ども文化と関連のある科目、国際的な連携や異文化理解に関する科目を開講。「子どもと人権」などで人権感覚を高め、「生活と科学」などの科学関連科目を通して科学教育に強みを持つ教育者養成にも力を入れます。

細やかな援助体制

　実習指導が円滑に進むように、教員は実習条件を整備し、事前に実習の心構えや注意事項を学生に伝え、不安を軽減するように努めます。実習中もたえず学生の状況を把握し、巡回指導を含め細やかな援助体制を整えます。

国際性の関学

　「国際性の関学」の伝統を継承し、外国語によるコミュニケーション能力を伸ばし、国際的な視野で教育にあたる人材を育成します。幼児・初等教育学科では「子どもと英語」を開講し、初等教育での英語教育に対応できる知識と技法を学びます。

他学部開講科目も履修可能

　全学開講科目を含め、他学部・他学科の開講科目でも決められた範囲内で履修することができます。経済学や政治学、法学などを学び教育者としての視野を広げ、他学部の学生との交流を深めることも可能です。