[ 教育学部 ]学部・コース編成について

「子ども理解」をベースに、3つの「力」をつける。

実践力、教育力、人間力の3つの力を備えた質の高い教育者を養成します

子どもの成長・発達を見ていくためには、幼児期の発達を十分に理解した上で、児童期、思春期へと理解を積み上げていくことが必要です。教育学部では、「子ども理解」を基本理念とし、幼児教育学、初等教育学、教育科学の3つのコースが連携し、教育に関する理論の学習と教育現場での実習をバランスよく繰り返すことで、実践力、教育力、人間力の3つの力を備えた質の高い教育者を養成します。

教育学部の取り組み

不確実な時代にこそ求められる、関学のミッション

地球的視野に立って行動し、社会の変化に適応するための資質・能力を養い、他者への思いやりと愛情をもったグローバルな人材を育成するというミッションに、関西学院は全学を挙げて取り組んでいます。実践力・教育力・人間力を持ち、「子ども理解」を軸に現代の複雑で困難な教育問題に向き合うことができる教育者の養成をめざしています。

「世界市民」を育成する独自の「国際共生科目」

国連の採択したSDGsに基づいたESD(Education for Sustainable Development)、国際理解、海外ボランティア実習、世界の幼児教育、第二言語習得などを幅広く学べる、「国際共生科目」を3つのコースに共通した学部のカリキュラムの中核に置きます。国際的な視野と教養をもって教育現場で活躍できる「世界市民」としての教育者を育成します。

きめ細かいサポート体制による実習の実施。

学んだ知識を実践の場で生かすための実習科目やフィールドワークの機会を豊富に設けています。実習の事前事後に少人数クラスでの細やかな指導を実施しています。

コース編成

幼児教育学コース
MORE

子どもの人格形成の土台を築く重要な時期を担う保育者には、「子どもをどう理解するか」「可能性をどう伸ばすか」という力が求められます。
幼児教育学コースでは、実習を重視。現場で求められる、子どもの目線に立って子どもの成長を見守る力と、豊かな人間性を育みます。

初等教育学コース
MORE

幼児教育学コース、教育科学コースとの連携により、子どもの発達過程の全体を学び、小学校・中学校教諭の免許が取得できるカリキュラムを編成。
また、英語教育や国際共生のカリキュラムを充実させ国際的な視野と教養をもって教育現場で活躍できる教育者の育成をめざします。

教育科学コース
MORE

いじめ、学力格差、子どもの貧困など多様な問題を抱えている教育現場。本コースでは、これらの課題を追究し解決をめざして学校・家庭・社会など広い視野から捉え考察します。
卒業後は小学校・中学校・高等学校教諭のほか、教育研究機関や一般企業などでの活躍が期待されます。