2015.12.02.
「われら関学経済人」 若佐谷 薫 さん

【卒業年月】  2013年3月
【名  前】  若佐谷 薫 (ワカサヤ カオル)
【年  齢】 25歳
【出身高校名】八戸高等学校
【基礎演習名】大高 博美 ゼミ
【研究演習名】野村 宗訓 ゼミ
【勤務先】  東北電力株式会社

※ 本ページの内容は2015年12月現在のものです。

これまでどんな仕事をしてきましたか?

白石営業所お客さまセンター(宮城県)へ配属となり、入社から2年間は主に電気料金に関する問い合わせや、検針業務を行う委託員さんの指導などを行ってきました。33年ぶりに料金改定をした年に入社したこともあり、厳しいお言葉をいただくこともありましたが、お客さまと直に触れ合う業務が多くやりがいも多かったことを記憶しています。  現在は、高圧受付担当者となり大規模な工場や事務所などを保有する事業者の方、メガソーラー発電所の建設を希望される方と共に仕事をしています。具体的には、FIT(固定価格買取制度)により太陽光発電所を建設される事業者の方が当社の系統へ連系するまでの事務手続きや、新規で工場等の建設を希望される事業者の方に契約メニューのコンサルを行っています。

経済学部ではどんな学生でしたか?また、どんなことを学びましたか?

文武両道を実践しようともがいていた学生でした。1回生時より体育会アイスホッケー部、2回生時からは体育会学生本部にも所属していました。アイスホッケー部は深夜帯の練習がほとんどだったので、睡魔に打ち勝つことが出来れば充実したカリキュラムを組める環境にあり、様々な講義を受講していた記憶があります。  また、経済学部は講義が充実していることもさることながら、多種多様な学部生がおり、彼らと意見を交わすことが楽しみのひとつでもありました。最たるものがゼミ活動です。野村ゼミに所属していたこともあり、公私ともに先生やゼミ生と有意義な時間を過ごさせてもらいました。これらの活動からは、主体的に行動する意義や「準備」の大切さを学びました。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

学生時代の経験というのは、いずれどこかの局面で活きてきます。私は学生時代に数多の挫折と僅かな成功を経験でき、それらは苦しいときの糧となっています。みなさんにお伝えしたいのは、今取り組んでいることと真剣に向き合ってほしいということです。学業、部活、バイト、サークル何でもいいと思います。学生時代に「本気」で取り組んだ人というのは強いです。また、関学経済学部にはその環境が整っています。全てが上手くいくことはそうありませんが、くじけずに挑戦し続けてほしいなと思います。可能性が無限にある今だからこそ出来ることが必ずあります。

これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

地方出身者からすると、関東や関西の大学に進学することはいくつかのハードルがあります。しかし、関学経済学部で学ぶことはそれらを乗り越えて通うだけの価値があります。主となる勉学をはじめ、体育会活動、文化活動など大変充実した環境があります。学院や同窓からの諸支援があるように、学ぶ意欲のある学生に対して充実した制度があるのも魅力です。これらはきっと、関学経済学部の長い歴史があってこそなのだと思います。今、興味をもってこのページを見てくださっている方が、関学経済学部でかけがえのない4年間を過ごされることを願っています。