学生レポート_藤井 日菜子さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2014年4月18日   更新  ]
学生リポート

第5回 卒業を迎える4年生から_2014年2月18日

藤井日菜子さん

  【卒業年月】 2014年3月
  【名前】 藤井 日菜子 (フジイ ヒナコ)
  【出身高校名】 兵庫県立御影高等学校
  【研究演習名】 上村 敏之 教授
  【就職・進学先】博報堂 HAKUHODO Inc.

「自分の選択で、自分の責任で」-藤井 日菜子

マレーシアにて

私は、何か資格を持っている訳でも、関学生の代表として、何か成績を残してきた訳でもありません。こうして経済学部から「学生レポート~卒業を迎える4年生から~」への登場にお声掛けいただいたのは、私が「自由」な学生であり、大学生活を存分に「充実」させてきたからだと考えました。「自由」と「充実」これは、多くの高校生が、大学でのキャンパスライフに描いているイメージではないでしょうか。

「こんな自由なキャンパスライフもあるんだよ♪」を、このレポートでお伝えできれば幸いです。

「大学4年間は、人生の夏休み」という言葉を胸に、次のように4年間好き勝手に活動してきました。

1年生の時:若手お笑い【芸人】の追っかけ。ボランティア団体のスタッフとしてイベントを企画。
2年生の時:【マレーシア】でイバン族(自給自足で生活する少数民族)と生活。アフリカンダンスを始める。上村敏之ゼミに所属し、ゼミ長を務める。
3年生の時:【ベトナム】で40日間の営業を経験。上村ゼミ生として、WEST論文研究発表会・ISFJ国際政策フォーラムに参加。【フィリピン】で3カ月間英語の勉強。
4年生の時:就職活動を経て、大手広告代理店から内定をいただく。【ミスキャンパス】として活動し、準グランプリをいただく。10ヶ国以上に旅行。

このように4年間のトピックスを書き出してみると、恥ずかしいくらいに一貫性がなく、特に大きな結果を残した訳でもないことが分かります。好きなことを、好きなだけやってきたんだと改めて思います。

藤井さん

“人生の夏休み”なんだから、それで良いと思っています。

ただ、私は「自分の選択でそこに立ち、自分の責任でそこに存在している」という言葉、これだけはずっと大切にしています(この言葉は、ミスキャンパスのレッスンの中にいただきました)。

大学生活は、誰かにやらされて過ごすわけではありません。体育会に所属することも、所属しないことも、学生団体に入ることも、入らないことも、海外に行くことも、行かないことも、全てが学生自身の選択であり、責任です。当たり前ですが、何かを選択すれば、何かを犠牲にすることにもなります。

「自分の選択でそこに立ち、自分の責任でそこに存在している」という言葉は、これからも大切にしていきたいと思っています。大学入学を目指す方、残りの大学生活を送る後輩の皆さんも、「自由」な時間を存分に活用し楽しんでください。皆さんそれぞれのキャンパスライフが「充実」しますように。