2011.08.26.
「われら関学経済人」 五本上 惠里 さん

【卒業年月】2008年3月
【名前】五本上 惠里(ゴホンジョウ エリ)
【出身高校名】兵庫県立小野高等学校
【基礎演習名】藤田 友尚 教授
【研究演習名】土井 教之 教授
【勤務先】 シスメックス株式会社

※ 本ページの内容は2011年8月現在のものです。

これまでどんな仕事をしてきましたか?

 入社してからずっと東京支店で営業部門を担当しています。シスメックスは血液や尿、細胞などを採取して調べる検体検査を事業の中心としています。臨床検査の機器・試薬の販促活動のため日々病院への営業活動が欠かせません。現在は千葉県・茨城県エリアの病院を担当しています。ただ製品を売るのではなく、お客様の「課題」を抽出しその課題解決に向けたご提案を実施していくのが私たちの仕事です。お客様とダイレクトに繋がっている部門だからこそ、怒られたり、一緒に悩みを共有し合ったり、そして問題解決した時の達成感を一緒に味わうことができます。毎日が「楽しい」仕事ばかりとは限りませんが「面白い」仕事であることは間違いありません。

経済学部ではどんな学生でしたか?また、どんなことを学びましたか?

いろんな人に出会って、いろんな世界観を学びました。具体的には、①起業ゼミに入って事業プランを実施するため仲間と韓国へ行ったり、②ゼミの最大イベントであるディベートのため他大学やシンガポールへ赴いたり、③大学4年の最後の思い出として有志を募って学祭のお店を出しながら人脈を広げたり、④経済学部公式行事の企画・運営を担う「エコゼミ委員会」に所属してOB訪問したりと、あげればきりがありません。それだけ、関学のプログラムは充実しており、いろんな人との出会いがありました。もっともっとやりたかった事はたくさんありますが、後悔はしていません。いつからでも挑戦できるんだという、「新たな世界に飛び込む勇気」を大学時代に身につけたからです。これこそが私の一生の財産であり関学経済学部で学んだことかもしれません。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

 「人生一度きり」これが私のモットーです。 大学3年生の頃は進路ですごく悩みました。また上記のように、様々なプログラムが用意されている中で学生生活をどのように過ごそうか、悩んだこともあります。「情報」や「モノ」が溢れている世の中では、「選択肢が多すぎることが最大の悩みである」という贅沢な言葉を聞いたことがありますが、全くその通りだと思います。ただ「何が正しい選択なのか」と悩むのではなく、「自分の選んだ道が正しかった」事を証明するために、選んだ道を必死に頑張ることが重要だと、私は思います。 何でもいいんです!まずは挑戦してみてください。そしてその「挑戦」が正しかった事を証明するために一生懸命頑張ってください。これが一度きりの人生を楽しむ秘訣だと思います。

今これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

大学在学中の4年間は、自分次第でいくらでも素晴らしいものにできます。 関学の経済学部は様々な「ツール」を持っています。個性豊かな教授陣はもちろん、素晴らしい授業カリキュラムや設備・プログラム、スタッフの方々や優秀な先輩方が揃っています。社会人になるための準備期間として不足のない環境であることは確かです。後はあなた次第です。大学がゴールではありません、むしろスタートです。是非、関学に遊びに来て雰囲気を肌で感じてください。先輩と直接話してみてください。自分でアクションを起こし、情報収集し、目標を立てて進むことが一番大切だと思います。頑張ってください!