2014.04.01.
「われら関学経済人」 浅原 由美子 さん

【卒業年月】 2007年3月
【名前】浅原 由美子 (アサハラ ユミコ)
【出身高校名】加古川東高等学校
【基礎演習名】 巻下 吉夫 教授
【研究演習名】根岸 紳 教授
【勤務先】 新日本有限責任監査法人

※ 本ページの内容は2011年7月現在のものです。

これまでどんな仕事をしてきましたか?

公認会計士の仕事は、監査及び会計の専門家として、独立した立場において、企業から学校法人、地方公共団体など幅広い対象について、独立した立場より、財務情報の適正性につき意見を表明し、その信頼性を確保することです。一般的な認知度が高いとは言えない職業ですので、このような機会を通じて皆様に少しでも知って頂ければと思います。 普段の業務は監査中心ですが、監査以外にも上場準備の支援業務やIFRS導入に向けてのコンサルティング業務なども行っています。監査業務では今までに、製造業・医薬品業・海運業等様々な業種や規模の会社を経験させていただきました。東京に本社がある会社の担当になったこともあり、思っていたよりも出張が多く、たくさんの荷物を持っての移動で体力のいる仕事だと感じています。監査法人に入所して2年半になりますが、まだまだ知識・経験ともに未熟ですので、クライアントの方から信頼されるような会計のプロフェッショナルを目指して頑張っているところです。

経済学部ではどんな学生でしたか?また、どんなことを学びましたか?

お恥ずかしい話ですが、大学時代には勉強したという記憶がほとんどありません。授業の出席率は良く、単位で困ることはなかったのですが、大学に行く動機は友達に会えることが1番でした。思い返せば経済学部の仲良しメンバーでサークルを作ったり、ゼミのメンバーでいろんな旅行に行ったりという楽しい思い出ばかりです。 働き始めて、学生時代で時間のあるうちに海外留学など経験しておけばよかったという気持ちもありますが、大学時代にかけがえのない大切な友人ができたことは私の何よりの宝物です。自分一人では、狭い視野しか持てませんでしたが、友人を通じて自分の知らない世界があることを知ったり、夢にむかって努力している友人の姿に刺激を受け、自分も頑張ろうという気持ちになれたりしました。勉強ももちろん大切ですが、教科書では学べないような大切なこともたくさんあることを経験できました。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

皆様のお手本になれるような立派な学生ではなかった私からメッセージを送るとするならば「Time is Money」という言葉を忘れないでくださいという事です。大学4年間という時間は、これから先の人生を作るための土台になる、とても大切な時間です。そして、この4年間という皆に平等に与えられた時間は、自分の心意気ひとつでいくらでもキラキラ輝く素敵な時間にすることができますので、与えられた時間を無駄にすることなく充実させてほしいと思います。経済学部では、社会に出てからも役に立つことが学べる環境が整っていますので、興味のあることにはどんどん挑戦して自分の世界を広げてください。

これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

関西学院大学では、たくさんの素敵な出会いがありました。個性豊かな先生や友人との出会いは、一生の宝物になること間違いなしです。卒業してからも、優秀な関西学院大学経済学部の先輩がたくさんいらっしゃることを実感していますし、実際にお世話になる機会もあります。その度、私も関西学院大学経済学部の名に恥じぬ社会人になろうと身が引き締まる思いです。関西学院大学経済学部には長い歴史があり、その中で培われてきた授業のカリキュラムや先生方の指導は、卒業してからの自分の糧になります。4年間の大学生活で自分を高めたいと思っている方は、ぜひ経済学部の入学にチャレンジしてください。