関学レインボーウィークWeb調査

[ 編集者:人権教育研究室       2018年6月22日 更新 ]

関学レインボーウィークWeb調査

2016年度LGBT調査報告書の公開趣旨

【概要】
 関西学院大学では多様な性のあり方の理解を深めるイベントとして、「関学レインボーウィーク」を行っています。2016年度にLGBTに関するウェブ調査(2016年度LGBT調査)を関学レインボーウィークと併せて行いました。キャンパスに集う人々のセクシュアリティに関する困難やハラスメントの有無、またそれに付随したニーズや要望についての収集を主な目的として、アンケート調査を実施しました。

【公開趣旨】
 関学レインボーウィークのプロジェクトの一環として、調査結果を広く閲覧できる状態としています。性的マイノリティは社会に構造的な偏見、差別、抑圧が存在するという理由から、自分のセクシュアリティを公表「するか」「しないか」に関して困難な状況に陥る傾向があります。その際、セクシュアリティに関する苦難や悩みを経験したとしても、社会的な当事者性をもつために自分のセクシュアリティを公表した上で、自ら声をあげることが困難な状況が、現代社会では残念ながら存在します。そのため、ウェブ調査の実施にあたり際、結果を公表する旨を事前に伝え、調査協力者の同意を得た上で調査を行ったうえで、調査結果のすべてを「個人が特定されない状態」で公開しています。
 本学の調査では、セクシュアリティに対する苦難やニーズを顕在化することにより、学内の制度・意識の改善に役立てることを目指しています。調査結果が示す当事者が直面する苦難には、物理的なアクセスの障壁(バリア)だけではなく、精神的な障壁(バリア)も含まれています。本調査をとおしてセクシュアリティに関する課題をより多くの関係者が共有し、制度・意識の改善の必要性を認識することで、調査結果を学内ならびに社会に還元することを目指しています。

本報告書はネットの公開にあたり、以下の趣旨にご理解ください。

1.引用の際は、かならず出典を明記すること。
 本調査内容が提供者や記入者の意図と違う形で拡散されることを避けるため、引用する際はかならず出典を明記してください。引用する場合は(例)「出典:関西学院大学 人権教育研究室 関学レインボーウィーク2016年度LGBT調査報告書」と明記してください。

2.学術以外の目的で無断転載を行わないこと。
 学術および個人での閲覧以外の目的で利用する場合は、関西学院大学人権教育研究室へご連絡ください。無断で利用されていることが判明した場合は、本報告書からの引用・転載の取り下げの依頼などの措置をとらせていただく場合がございます。

3.プライバシーに配慮すること。
上記のように、個人が特定されない状態で調査結果を公開していますが、プライバシーに極力、配慮するようにしてください。


以上の趣旨を理解した上で、閲覧・ご利用ください。

関西学院大学人権教育研究室
Tel&Fax:0798-54-6720

2015年度関学レインボーウィークWeb調査結果概要 [ 5.79 MB ]PDFリンク

2016年度関学レインボーウィークWeb調査結果 [ 1.01 MB ]PDFリンク