国連職員・外交官養成のための大学院コース新設~明石康・元国連事務次長を招聘

[ 編集者:広報室  2015年10月21日 更新  ]

 関西学院大学は、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」事業採択校として、「国際性豊かな学術交流の母港『グローバル・アカデミック・ポート』の構築」をめざしています。その構想の一つとして「国連・国際機関等へのゲートウェイ創設」を掲げ、国連・国際機関職員、外交官、国際NGO職員等、「世界の公共分野で活躍するグローバルリーダー」を育成することを目標としています。 現在、国連職員(専門職以上)の中で日本人は全体のわずか2.4%(2013年時点)と低く、国際公共分野で活躍する日本人職員の増強の必要性が指摘されています。

 関西学院大学は、「スクールモットー“Mastery for Service(奉仕のための練達)”を体現する世界市民の育成」というミッションのもと、これまでも国連・国際機関等と深く連携しながら、国際機関で働く人材を送り出してきた実績に基づいて、国連・国際機関等の職員養成のための包括的なプログラムをスタートさせます。

1)国連・外交の第一線で活躍してきた実務家教員の招聘・採用
・明石康・元国連事務次長 SGU招聘客員教授として2016年4月1日就任
・村田俊一・前国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局次長 
総合政策学部教授として2016年4月1日就任(現:同学部客員教授)
・久木田純・前国連児童基金(UNICEF)カザフスタン事務所代表 SGU招聘客員教授として2015年9月1日就任

2)大学院副専攻「国連・外交コース」新設(2017年4月1日開設に向けて準備中)
・明石康SGU招聘客員教授、村田俊一総合政策学部教授、久木田純SGU招聘客員教授、神余隆博副学長(元ドイツ大使・国連日本政府代表部大使)他が教鞭を執る。
・「大学院博士課程前期課程」(修士) および「大学院専門職課程」(専門職学位)の副専攻プログラムとして設置予定。
学生は所属研究科での学位取得をめざすと同時に、「国連・外交コース」所定課程から20単位程度(10科目程度)を修得し、実践的能力を養う。
・全科目英語で授業。原則として演習形式。実務家教員中心。国際機関等でのインターンシップ(2~3カ月程度) 必修。
・第1期生の募集は2016年春開始、15~20人程度を募集予定。

3)関西学院大学国際機関人事センター新設(2015年10月24日)※国連創設70周年記念日に開設
・久木田純SGU招聘客員教授がセンターの中心的役割を担う。
・外務省国際機関人事センターと連携し、西日本において国際機関に関するキャリアの情報を提供する。
・国連職員・外交官等の輩出に向けて、徹底したキャリア指導を行う。学部・大学院の卒業・修了後も必要なサポートを継続して提供する。

4)高校生対象「関西学院世界市民明石塾」開講(2016年8月) ※日本の国連加盟60周年の夏スタート
・明石康SGU招聘客員教授が塾長。講師に塾長、村田俊一総合政策学部教授、久木田純SGU招聘客員教授、神余隆博副学長他。
・夏期集中講義(2泊3日程度)として、SGH指定校で学ぶ高校生等から選抜した約20~30名を対象に、英語と日本語による演習(ゼミナール)を実施。場所は、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス・関西学院千刈キャンプを予定。