経済学部・栗田ゼミ生が小学校に出張授業 マダガスカルの子どもたちとビデオでつなぐ

[ 編集者:広報室  2017年7月13日 更新  ]

西宮市立段上西小学校と関西学院初等部で

段上西小学校

段上西小学校

 開発経済学を学ぶ栗田匡相・准教授の経済学部3年生のゼミ生が7月8日と10日、西宮市立段上西小学校と関西学院初等部で、小学生と一緒にマダガスカルや発展途上国について考え、国際交流をする授業を行いました。
 授業では、最初にゼミ生がスライドを用いて、マダガスカルを中心に発展途上国の現状や課題を説明。児童らは、ゼミ生の問いかけに対して元気いっぱいに答えました。児童らは、これまで知る機会が少なかったマダガスカルについて興味深々で、真剣な表情で考えたり、質問したりと様々な表情を見せました。
 その後、マダガスカルの子どもたちと交換するビデオの撮影では、児童らは恥ずかしがりながらも、事前に考えてきた「マダガスカルについて気になること」について、大きな声で話しました。

関西学院初等部

関西学院初等部

 今回の出張授業は、ゼミ生が「マダガスカルの子どもたちの多くは日本や世界のことを知る機会が非常に少ない状況。また日本の子どもたちも、発展途上国といわれる国の現状を知る機会が十分でないと思う」と考えたことがきっかけです。ゼミ生が主体となって企画し、小学校と調整を重ね、実現しました。
 ゼミ生の中野隆一郎さんは「小学生の勉強に、少しでも役に立てたのではないかと感じました。日本の子どもたちの夢や、幸せを感じる瞬間をマダガスカルの子どもたちに早く届けたいです」。首藤麻友さんは「小学生にしっかり伝えられるのか不安でした。しかし、みんな目をキラキラさせている様子を見て安心しました。小学生が継続的に発展途上国について考えるきっかけになれればうれしいです」。岩田結さんは「小学生が一生懸命知ろうとする姿勢がよく伝わってきました。ビデオ撮影している時も、キラキラしたまなざしでした。日本の小学生の想いを、マダガスカルにしっかり届けたいです」とそれぞれ話しました。

 栗田ゼミでは毎年、3年生が夏季休暇に、途上国の実情を学ぶため、アジアやアフリカなどの国々を訪れ、フィールド調査を実施しています。今年は、8月から約1カ月、マダガスカルで調査・研究を行い、その際に現地の小学校を訪問する予定です。
 今回の授業で完成したビデオは、ゼミ生を通じて、マダガスカルの子どもに手渡しで届けられます。またマダガスカルでも同様に作成し、ゼミ生の帰国後、日本の小学生に届けられます。