大学の戦略的施策

[ 編集者:総合企画部   2017年4月1日 更新  ]

高大連携と入試改革の推進―高大接続センターの設置

高大接続センターの設置

高大接続センターの設置

関西学院がミッションとする「世界市民の育成」のため、高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携強化を図り、優秀な生徒を獲得することを目的として、「高大接続センター」を2015年4月1日に設置しました。同センターには、「高大連携課」と「入試課」の2課を置いています。
高大連携課は、SGH(スーパーグローバルハイスクール)をはじめとする高等学校に、本学の教員・大学院生・学生・留学生を派遣し、教育事業を展開、連携を強化します。また、SGH課題研究発表会など、高校生・教員が参加できる行事を行っています。入試改革としては、SGH とSSH(スーパーサイエンスハイスクール)を対象とした公募推薦入学試験を実施し、全学部で英語外部検定試験を出願資格としたセンター利用入試を行っています。

全学的アクティブラーニングの推進

アクティブラーニング

アクティブラーニング

2013年4月、神戸三田キャンパスに本学にはじめてアカデミックコモンズが完成し、学生の自主学習空間としてだけでなく、様々なイベントを学生・教職員が一体となって展開する場となっています。また、2014年4月には、西宮上ケ原キャンパスH号館にラーニングコモンズ「CReatE」がオープンし、連日、学生たちで賑わっています。同年11月には、新しく建て替えられた中央講堂内にもコモンズを設置しました。さらに、2017年4月には西宮聖和キャンパス2号館に、ラーニングコモンズ「リプラ」がオープンしました。
大学では、「コモンズ推進委員会」を立ち上げ、コモンズを含めた全学的アクティブラーニングを推進しています。

ボランティア活動支援組織の整備

ボランティア活動

ボランティア活動

「今こそあなたの Mastery for Service を」、阪神・淡路大震災直後、学生を中心とする救援ボランティア活動が開始された時の合言葉がこれでした。以後、キリスト教主義の体現のひとつとして、関西学院ヒューマンサービスセンターが活動を引き継ぎ、ボランティアに参加したい学生とボランティア団体の橋渡し役を担ってきました。
更なる活性化を目指し、2016年4月に大学として「関西学院ボランティア活動支援センター」を発足し、ボランティア活動の支援に関する基本方針を策定し、あわせて、学生等によるボランティア活動を支援する組織として「ヒューマン・サービス支援室」を設置しました。

東京オリンピック・パラリンピック・スペシャルオリンピックスへの参画

2020東京五輪・パラリンピック組織委員会、特定非営利活動法人STANDとの連携協定

五輪教育の推進を主目的とした、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会との連携協定に加え、2015年12月、特定非営利活動法人STANDと連携協力に関する協定を締結しました。
パラスポーツの普及、人材育成を目的としたセミナー等を実施する予定です。