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スクールモットー

2014年7月18日 更新

“Mastery for Service”

ベーツ院長直筆のサイン

第4代院長 C.J.L.ベーツ博士

第4代院長 C.J.L.ベーツ博士

 1910(明治43)年に米国南メソヂスト監督教会とカナダ・メソヂスト教会が、当初、神学部と普通学部だけで始まった関西学院は、1912(大正元)年に高等学部を開設し、今日の総合大学への端緒を開きました。そして当時、カナダ・メソヂスト教会から派遣されたのがC.J.L.ベーツ宣教師。のちに第4代院長となる彼が、ランバスの精神を“Mastery for Service ”という言葉に示し、これが関西学院のスクールモットーとして現在まで提唱されてきました。端的に「奉仕のための練達」と訳されますが、つまり「自己修養(練達)」と「献身(奉仕)」、この両方を実現することに、真の人間の生き方があることをベーツ院長は学生たちに説いたのです。

 知性を磨くために、私たちは学問に取り組みますが、では「知性」とは一体何であるのか、何に役立たせるものなのか。関西学院では学生たちに常にこう問いかけてきました。真の知性は、人間を深く理解し得るもの。だからこそ自らを厳しく鍛えなくてはなりません。そして真の知性は、自己のために用いるものではなく、人のために献げるもの。決しておごらず、謙虚に社会や世界のために生かすものであるのです。

 質素な校舎でスタートした原田の森の関西学院は、その後北米の諸教会の援助を受けながら美しいキャンパスに成長し、さらに拡充を図るために西宮上ケ原に校地を購入。1929(昭和4)年、W.M.ヴォーリズの設計によるスパニッシュ・ミッション・スタイルのキャンパスを誕生させました。

 スクールモットー“Mastery for Service”という言葉に集約されるキリスト教主義に基づく教育活動を行う関西学院では、この一句を時計台の正面をはじめ、キャンパスのいたる所に掲げています。物質と技術重視の現代社会において、今、改めてこうした真の知性のあり方を問い直す必要があると言えるでしょう。そして私たちはたえず、この「知」の原点に立ち返ることができる者だけが、21世紀をリードする優れた地球市民となり得ると考えています。