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ごあいさつ

2017年3月15日 更新

感謝・祈り・練達 With a thankful heart and prayer to achieve mastery for service. -明日に夢を持とう 今を誠実に輝いて生きよう- 中学部長 安田栄三(やすだえいぞう)

中学部長 安田栄三

 関西学院中学部の正門を入ると、ややうつむきかげんに座っている白木真寿夫(しらきますお)少年の像があります。旧制中学の時代、中学部の五年生であった白木少年は、従兄と一緒に須磨の沖でボートに乗っていました。しかし、突風のため船は揺れ、従兄は海へ投げ出されました。白木少年は制服のまま海へ飛び込み、従兄を抱えて海岸近くまで運びましたが、近づいてきた船に彼をあずけると、自分は力尽きて海中に沈んでしまいました。白木少年のご両親は、息子がこのような美しい関西学院精神を発揮したことを記念し、後に関西学院に桜の木を贈られ、それはやがて白木桜と呼ばれるようになりました。
授業風景

 毎年、美しい花を咲かせる白木桜の木。それは、本当の知識を身につけ、強い身体と美しい心を持って、将来人のために尽くせるすぐれた人間になろうとする、関西学院の生徒をしっかりと見守ってくれているようです。関西学院のスクールモットーである「マスタリー・フォア・サーヴィス」。それは、聖句に示される「世の光、地の塩」として世に尽くそうという願いを持ちつつ、本気で自分を磨くことであり、この精神こそが関西学院のすべての卒業生の合言葉になっているのです。
ランニング風景

 甲山の懐に抱かれるように建つ、日本で一番美しいといわれる緑豊かな関西学院の上ヶ原キャンパスで、世の中になくてはならない輝いて生きる人間として、君たちには思いっきり心と身体を鍛え上げてほしいと願います。関西学院が育てたいのは、人の痛みのわかる、素直に謙虚に努力できる生徒、豊かな感性にあふれる生徒、質素な生活を心がけ、他者への感謝と祈りの心を忘れない誠実な生徒、そして献身の志を高く持ち、練達に励み自らを鍛えあげようとする生徒たちです。ひたむきに目標に向かって努力する生徒の瞳、人の話に一生懸命心から耳を傾ける生徒の姿は何より美しいと思います。中学部、生徒・教職員の明るい挨拶と祈り、讃美歌の大きな歌声、優しい笑顔、そして仲間への思いやりに満ちた学校です。大切な使命を持った君たち、神様から与えられた大切な命を関西学院で豊かに育んでください。