2.二項分布の性質
1回の試行で,事象 A の起こる確率を p の試行を,独立に n 回行なうとき,事象 A の起こる回数 X の分布が,二項分布 Bin(n,p) となります。
この分布は,よく用いられる分布です。二項分布の近似には,ポアソン近似,正規近似,二項分布の部分和はF分布が用いられます。
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確率密度関数: |
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平均:E[X]=np | |
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分散:V[X]=npq |
なる極限をもつするとき,
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法則収束 |

は正規分布 N(0,1) に法則収束する。すなわち,
(ラプラスの定理)
[証明]中心極限定理「
は,正規分布 N(0,1) に法則収束する」ことを用いる。すなわち,

において,
を代入すると証明できる。
また,このときの確率密度関数も,n を十分大きくとれば,正規分布に近づきます。つまり,

が成り立ちます。次に,このことを,少々証明がややこしいですが見てみることにしましょう。スターリングの公式
を用います。
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(p+q=1,0≦k<n)
なお,上の公式の第2積分の値は,F分布表から求めることができます。