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理事長・院長 挨拶

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理事長 村上 一平(むらかみ・いっぺい)

関西学院は1889年(明治22年)、米国南メソジスト監督教会の宣教師W.R.ランバス博士によって神戸市に隣接する原田村(現神戸市灘区)に創立されました。創立当時は神学部と普通学部(中等教育)からなる生徒19名、教師5名の小さな学校でしたが、現在では幼稚園から大学院まで擁し、園児、児童、生徒、学生、院生に教職員を加えた総勢2万8千人超の総合学園となりました。
今、世界はコロナ禍で大きな制約を受け、従前とは異なった、意図せざる生活を強いられています。勿論、我が関西学院を始めとする学校にあっても例外ではありません。しかしその一方でそれをきっかけに、又それを前提とした新事業や新しい社会のシステムが生まれつつあり、新しい社会の到来、即ち従前当たり前であったことが当たり前でなくなり、実現困難と思われていたことが普通に行われるようになる社会が、以前には考えられなかったスピードで到来しつつあることを予感させられているのも事実です。
関西学院は創立以来幾多の変化・困難に出会いましたが、そのたびに自ら変化を遂げ、今日の関西学院を作り上げてきました。しかしその間にあっても変えてはならないもの、変えれば私立学校としての関西学院のアイデンティティを失ってしまうものを堅持してきました。具体的にはスクールモットー“Mastery for Service”で表現されるキリスト教主義に基づく教育であります。そしてその教育によって関西学院に学ぶすべての者の質を保証するという目標を掲げています。このことは現在、目指すべき関西学院の将来像(目標年次、創立150周年、2039年)として、その実現に向けて全学が一致して取り組んでいる超長期計画「Kwansei Grand Challenge 2039」にも明確に書き込まれています。
現在、関西学院は上記のコロナ以外にも少子化等学校経営にとって極めて大きな、かつ解決困難な社会・環境問題の中に置かれています。それに対して関西学院は創立者W.R.ランバス博士がそうであったように、日本国内だけでなく、世界を視野に置いて、上記の守るべきものを見失うことなく、関西学院の発展のために必要なリスクを積極、果敢に取って参ります。

任 期   2022年4月1日~2025年3月31日
生年月日  1945年3月3日

学 歴   1967年3月 関西学院大学 経済学部卒業
      2012年4月 関西学院大学大学院文学研究科入学(日本近現代史専攻)
      2014年3月       〃       博士課程前期課程修了
      2017年3月 関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学
      2017年4月 関西学院大学大学院文学研究科研究員(2022年3月まで)

職 歴   1967年4月 日清製粉株式会社入社
      1995年6月 同社 取締役、企画部長兼財務部長(2000年5月まで)
      2000年6月 同社 常務取締役(2001年6月まで)
      2001年7月 持ち株会社化により、株式会社日清製粉グループ本社常務取締役(2007年5月まで)
      2007年6月 同社 専務取締役(2007年9月まで)
      2007年10月 同社 取締役社長(2011年3月まで)
      2011年4月 同社 取締役相談役(2011年6月まで)
      2011年7月 同社 特別顧問(現在に至る)
      2014年6月 株式会社あおぞら銀行取締役就任(現在に至る)

団体歴   2010年4月 学校法人東洋英和女学院評議員(現在に至る)
      2013年4月 学校法人日本聾話学校理事・評議員(現在に至る)
      2014年4月 学校法人東洋英和女学院理事(現在に至る)
      2015年4月 関西学院同窓会長(2018年3月まで)
      2016年4月 学校法人関西学院理事・評議員(現在に至る)
      2021年4月 学校法人関西学院理事長(現在に至る)

院長 中道 基夫(なかみち・もとお)

関西学院は、幼稚園から大学・大学院までの教育機関を有する総合学園です。その教育課程、専門分野、教育目的、活動はさまざまですが、“Mastery for Service”を体現する世界市民を育成するという使命において同じ目標に向かっています。それとともに、関西学院の礎であるキリスト教主義に基づく全人教育という共通の根によってすべての学校が繋がっています。関西学院が大切にするキリスト教主義教育とは、他者や他文化の多様性を理解し尊重すること、世界的な視野をもって持続可能な社会への変革に仕えること、そしてそれを実行する自分とは何者であるかを知ることです。

ますますグローバル化・オンライン化が進み、世界規模の問題解決が迫られる時代になってきました。この時代の中で、関西学院は、教育を通して、自らの課題を発見し、幅広い知識と深い専門性、生涯学び続ける力を身につけた世界市民を育成してまいります。

<院長>
建学の精神に則り、キリスト教主義に基づく教育を推進するにあたり関西学院を統理する。

任 期   2022年4月1日~2025年3月31日
生年月日  1960年2月24日

学 歴   1982年3月 関西学院大学神学部卒業
      1984年3月 関西学院大学大学院神学研究科修士課程修了
      1999年4月 ドイツ・ハイデルベルク大学神学部留学(2000年3月迄)
      2011年2月 ドイツ・ハイデルベルク大学神学部にて神学博士号取得

職 歴   1984年4月 日本基督教団神戸栄光教会担任教師(1997年3月迄)
      1987年4月 日本基督教団城之橋教会主任担任教師、城之橋幼稚園園長 (1993年3月迄)
      1993年4月 ドイツ・ヴュルテンベルク州教会宣教協力牧師(1999年3月迄)
      2000年4月 関西学院大学神学部助手
      2001年4月 関西学院大学神学部専任講師
      2004年4月 関西学院大学神学部助教授・准教授
      2008年4月 関西学院大学大学院神学研究科 博士課程前期課程指導准教授
      2012年4月 関西学院大学神学部教授
      2016年4月 関西学院大学大学院神学研究科 博士課程後期課程指導教授(現在に至る)
      2017年4月 関西学院大学神学部長(2021年3月迄)
      2022年4月 関西学院院長(現在に至る)

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